札幌市西区『寺屋』

本格的な手打ちの讃岐うどんは数える程しか無い札幌の中で、香川県出身の店主が丹精込めて作り出す『寺屋』は、土日になると駐車場は争奪戦、店内は激混みの大繁盛店です。
北海道ミシュランに掲載される前から人気がありましたが、掲載後は更に拍車を掛けでいる様です。

これは、きつねうどんに玉天とワカメを追加して、冬季限定の大根・牛スジ・ガンモのおでんを添えています。
つるんとした四角張った麺は硬くは無いがムッチリとした歯触り。透明でキッチリといりこダシが出た汁を纏うと、これが滅茶苦茶うまい。冷たくて歯応えがあるぶっかけも好いですが、寒い冬はかけ系で温まりましょう。その時は、是非、ちく天・玉天・ごぼう天・お餅などの豊富なトッピングがお薦めです。
讃岐式のおでんは、味噌ダレを付けて頂く様ですが、そのままでも十分美味しかったです。

店主は一日150食ほどをたった一人で打つそうで、早い時間に品切れになる事も多い様ですが、店内は清潔感があって子連れでも行きやすいので、本格的な美味しいうどんを食べるなら一度は訪れたいお店です。

■きつねうどんの油揚げだけでは寂しいので、ワカメと玉天をトッピングです

■見ての通り、キッチリと四角張った真っ白い太麺、旨く無い訳がありません

■この玉天を割ると、トロリとした黄身が流れ出して、麺に絡めて頂くと最高です

■冬場にお薦めしたい、かけ系のメニューです。肉うどんやカレーうどんも旨そうです

■冬季間の限定おでんのお品書きで、私の目は直ぐに牛すじに行きました

■うどんの他に、大根・牛すじ・ガンモを頂けば、腹パン間違いなしです

■冬季限定の讃岐おでんは種類こそ少ないですが、少数精鋭でどれも旨い

■力強い手打ちうどんの看板文字