千歳市『白樺山荘 新千歳空港店』　

『白樺山荘』は、地下鉄：南平岸駅のすぐ近くで創業開始したラーメン店なのですが、今では真駒内へ本店を移して、その他に７店舗を構える大きな組織になっています。ここで、ご案内するのは新千歳空港の北海道ラーメン道場店にあって、いつも行列を作っている店舗です。

私が『白樺山荘』で注文するのは、7割が辛味噌ラーメンで3割が味噌ラーメン。味噌以外は、同行者のスープを味見して確認済みですが、やはり味噌が一押しです。
ラーメンが出て来るまでは、テーブルにたくさん置かれた無料の茹で玉子を剥いて、一個は食べて、もう一個はラーメンが出て来るまで取って置きましょう。

辛味噌ラーメンは、スープ全面が真紅で辛いもの好きは見ただけでヨダレを垂らすでしょうね。実際にスープを啜って見ると、スープの紅い色味から想像するよりも辛さは穏やかで、中辛程度の「コク旨」に仕上がっています。
もう一品は味噌ラーメンで、大阪から帰省した長男が食べたものです。辛味噌ラーメンよりも挽肉とモヤシなどの野菜をラードで炒めた好い香りが感じられて、食が進むと言う方が多いです。
札幌ラーメンと言えば村中系のラードたっぷりスープを想像しますが、当店のラーメンはラードが控え目。味噌スープは優しい旨味で、万人向けと言えます。
両方のラーメンとも、札幌系の黄色い中位の太さの縮れ麺を使用していて、プリプリっとした食感を楽しんで下さい。

■スープ全体が真紅に染まっていて、取って置いた茹で玉子が綺麗に見えます

■真紅のスープから顔を出した中太縮れ麺はプリプリの食感です

■村中系の味噌ラーメンとは別物で、スープのラード層は無く炒め野菜の量が多いのが特徴です

■スープ表面には脂の小さな輪とプツプツした背脂が見えますが、優しい味に仕上がっています

■札幌市内のお店では味噌味が一番人気の筈ですが、さすが空港にあるお店らしく「まるごと北海道」が一番との事

■カウンター席の様子ですが、一番左端に器に入った無料の茹で玉子が見えます

■ラーメン道場には１0店舗が入店していて、一店舗ずつ囲われた壁が無いので、オープンな空間を感じられます

オマケに、創業を開始した平岸の店舗とそこで食べた味噌チャーシュー麺を掲載しておきます。
しかし、2014年7月に移転した真駒内の本店には未だ訪問した事が無いので、行者ニンニク入りで丸い形をしたパオギョウザ(包餃子)を食べに行きたい！

■味噌チャーシュ麺ですが、味噌スープの色が照明の加減で金色っぽく見えます

■無料の茹で玉子はSサイズですが、いつも2個は食べますね

■入口側のテーブルから奥のテーブル席を見た所(壁に白樺をあしらっています)

■南平岸駅から徒歩3分の創業店です(駐車場が無くて、向かえのスーパーの有料駐車所を利用していました)