十勝 帯広市『みすゞ』

帯広ラーメンの特徴は?と訊かれると、十勝出身の私でも返答に窮します。札幌ラーメン・旭川ラーメン・釧路ラーメンについてはその特徴を語る事ができても、そもそも「帯広ラーメンの括り」が見当たらない訳です。ラーメン店が沢山あるのに、括りが無いと言う事は、それぞれのお店で特徴を出していると言う事でしょうね。
さて、ここ『みすゞ』は地元の十勝地方はもとより道内外に知られている繁盛店で、あちらこちらの百貨店の催事に引っ張りだこの様です。

これは、『みすゞ』の味を確かめるには一番良い「らーめん」の醤油味と味噌味ですが、豚丼にぎりもオマケに付けています。メニューには「昔風のシンプルならーめん」との注釈がありましたが、昔、十勝にこの様に調理技術が高くて旨いラーメンは稀でしたので、「昔風」の注釈は当たりません。「みすゞの味を素直にお伝えできるシンプルならーめん」と書き換えることを提案したいですね。
醤油らーめんは、豚骨・鶏ガラ・魚介などから丁寧に取った清湯系スープが優しい味で、ついつい飲み干してしまうタイプです。
味噌らーめんは札幌系とは全く違ったソフトな味噌スープで、特にオイスターソースと豆板醤で炒めた長ネギ・モヤシのちょび辛な味がスープに移って非常に良いアクセントになっていました。

■オーソドックスな醤油ラーメンの出で立ち。見た目通りに優しいお味

■味噌ラーメンと豚丼にぎり。味噌ラーメンに載った炒め野菜は絶品!(これだけ別皿でビールを飲みたい)

■初心者(?!)は先ずらーめんを食べましょう!足りなければ豚丼にぎりを一皿追加で…

「こだわりかさね味」は醤油らーめんに辛味を付けた所へ、豚バラの炙りチャーシュー・ちょび辛に炒めた野菜・味玉半分・メンマ・海苔、そしてニンニクチップと糸唐辛子が載った具材沢山のラーメンです。初めてこれを食した愚息は、風味が良くてコクと旨味がある醤油スープに「ずっと飲んでいられる」と呟いておりました。スープも素晴らしいのですが、ここの黄色い縮れ麺が何とも旨いのです。(帯広市 丸源:保刈製麺の特注品)
写真をよく見ると、ラーメン・ドンブリは本格的な中華飯店の様にお皿に載っていて、割り箸には紙ナプキンが巻かれています。ここに、お店のスタンスが垣間見えます。

■バラ肉チャーシューがふんだんに入った、こだわりかさね味の堂々たる勇姿!

■この黄色い縮れ麺がめちゃ旨いので、大盛りをご推奨します

■辛いラーメンのラインナップ。ちょび辛は辛いのが苦手な方でも食べられます

数量限定の「とかち牛じゃん麺」はトロミがついた十勝牛のミンチを麺と絡めて食べる「ジャージャー麺」系ですが、八丁味噌を使ってコクを出している名古屋のものより優しいお味で、少し下処理をして食べやすくしてあるトマトが良いアクセントになって箸がワシワシ進みます。(トマトを倍くらい増やしても面白い)
メニューの「とかち牛じゃん麺」が書かれていたページにあった「平日ランチセット」が気になっています。ラーメンとご飯とおかず一品。少量ながら、そのおかずが旨いとの評判なので、次回はこれに決定しております。

■夏だけ数量限定となると、滅多に行けないので注文してしまうよね

■テーブルの調味群は2種類の胡椒と一味唐辛子、擂り下ろしたニンニクでした

■平日だけのランチが気になる。しかし、私は一番下の数量限定を選択(限定の文字に弱いのです…)

『みすゞ』は帯広駅から徒歩5分ほどの繁華街にあり、店舗は広小路と言うアーケード商店街の中なので、雨の日でも行列に並べます。
所で、『みすゞ』の評判をネット上で見ていると、第一は当然ラーメンの味なのですが、お店の人の優しい対応が行き届いている点を挙げている方が多数おりました。お客さんへの気遣いがちゃんとできている繁盛店!

■テーブル席から広小路を眺めた所。時計は午後2時を指していて、お客さんはポツポツと来店

■『みすゞ』の外見は喫茶店の様な感じです(二階は喫茶店MISUZU)

■メイン通りから広小路に入って直ぐにお店が現れます

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店舗情報

店名 ラーメン みすゞ
電話番号 0155-23-4706
住所

帯広市西2条南8丁目20

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営業時間 11:00~20:30
定休日 水曜日
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