恵庭市『おとん食堂』（2回目の投稿）

息子家族を千歳空港へ送った帰路、恵庭市のメイン道路を走っていると『おとん食堂』が近づいて来たので、チラッと時計を確認すると10時50分。あと10分で開店でしたので駐車場へインしていると、店員さんがラーメンの幟を立てていました。一番乗りで入店。

当店は、栗沢町『醤油屋 本店』の系列なので、当然ながら売りは醤油味。特に煮卵入った小鳩ラーメンに人気が集まっている様ですが、私は臍曲がりなので味噌ラーメンに煮卵とほうれん草を追加。

カウンター席の目の前に貼られた味噌ラーメンのメニューには「大将の隠れラーメン　醤油屋なのであまり大きい声で言えませんが、味噌味です」と書かれていました。
この味噌ラーメンは、札幌系の様にラードの油膜で熱々のコッテリとは正反対です。白味噌が主体で柔らかい風味のスープは実に飲み易く、飽きが来ない。（これは完飲してしまいますね…）
麺の方は、実家に居た頃に食べたていた麺にそっくりで、加水低目の中細麺が懐かしいながら、このタイプの味噌スープにピッタリ。そして、硬目の茹で加減が私には最適でした！

11時15分を過ぎると店内はほぼ満席に。皆さんの注文に聞き耳を立てていると、ラーメンとドンブリもののボリューミーな「おとん定食」に人気が集まっていました。そうか、次回は腹をうんと空かして、これだな！

■これが、「あまり大きい声では言えない、大将が隠していた」味噌ラーメンです（一味を振り入れた後）

■この少しだけ縮れた加水が低目の中細麺は、昔から馴染んだ味でした

■カウンター席と厨房の間を仕切るステンレス板に、味噌ラーメンの貼り出しメニューが

■お品書きのメインは５種類の醤油味ラーメンですが、お客さんの声を聞いていると、「おとん定食」の注文が多い様です

■テーブルの調味群は餃子がメニューに無い所為か、一味唐辛子と胡椒だけのシンプルさ

■L字カウンターから座敷席を見た所（カウンター9席、テーブル4人席1卓、座敷4人席3卓で全25席の大きいお店）

■カウンター上の調理場との仕切り用の暖簾には、初代小鳩ラーメン(当店一押し)の文字があります

■黒っぽい板壁が特徴的で、白い暖簾には寄贈元である栗沢町の本店の名前が確認できます

■メイン通りから曲がった所に店の入口があります（店の右側50ｍに5台分の駐車場)