札幌市中央区『丸長本家 』

狸小路へ行く時は、5丁目のJAZZ喫茶『ジャマイカ』か7丁目のクラッシック喫茶『ウィーン』に寄る事が多いのですが、それはこの界隈に沢山あるラーメン店で腹拵えをした帰りになります。
今回ラーメンを食べたのは、狸小路9丁目にあるお蕎麦屋さん『丸長本家』です。本家と言うだけあって、店内はかなり広くて40席近くありますし、お品書きの数も半端なく多い、そして最近では珍しい出前をしているのは従業員が多い証拠ですね。

さて、何故に蕎麦屋さんへ入店しておいての醤油ラーメンか。大きなお品書きを広げてじっくり見ると、カツ丼とたぬき蕎麦に食指が動いたのですが、左端の「昔風ラーメン」と書かれた箇所に7種類のラーメンがあったので、これは自信があるからに違いないと感じて基本の「醤油ラーメン」を注文しました。
「蕎麦屋のラーメン＝昔風」と言うのが誰にも刷り込まれている情報と思いますが、これも、御多分に洩れず懐かしい醤油ラーメンでした。ラードの浮き方も、スープの香りも「昔」に頂いたヤツです。しかし麺だけは、当時多かった低加水では無かったのが残念でした。。。いや、札幌は昔からある程度加水が高い麺が使われていたのかも知れませんね。私にとっての「昔の麺」は十勝のものなので。。。

■醤油ラーメン。こう言う感じのラーメンが少なくなりましたね

■好い加減でラードが浮いていて、中細の縮れ麺に絡みついた香りがとても懐かしい

■大きなお品書きには、びっしりと蕎麦や丼ものが書かれています(選ぶのが大変)

■左端の方にラーメンが書かれています。今度食べるなら味噌ラーメンですね。(札幌式なのかどうか興味津々です)

■テーブル席の向こう側が掘り炬燵式の座敷席です(店内は非常に広い)

■入口の右側には食品サンプルがズラーっと並んでいます

■ビルの一階にある大型の蕎麦店。出前をやっているとはビックリでした

なお、この帰りに寄ったのは7丁目のクラッシック喫茶『ウィーン』でした。ここでは、自宅では聴く事の出来ない、素晴らしい音を楽しめます。

■正面奥に『ウィーン』がある7丁目のアーケードが見えます。9丁目の『丸長本家』はこの赤信号の右側にあります

■腹拵えの後はコヒーを飲みながらクラシックを聴く事にしました

■『ウィーン』の迫力がある大型スピーカーと高級パワーアンプ(凄くお高い機器です)