札幌市中央区『紫雲亭』

札幌市のランドマーク「テレビ塔」に近いバスセンターにある『紫雲亭』のご紹介です。ここは札幌と地方を結ぶバスのハブ拠点。その地下食堂街は昭和臭ふんぷんとする食堂街で、すでに掲載済みの『千太』の店舗跡を引き継いだラーメン店が『紫雲亭』です。
当店が西区で営業していた時に吃驚した事がありました。昔、狸小路にあった札幌ラーメン元祖系の名店『富公』の暖簾が天井に貼られていて、懐かしさの余り絶句でした。その暖簾はこのお店にも貼られていますが、高下駄を履いて調理していたあの頑固オヤジを知らない方には「何のこっちゃ?!」でしょうね…

さて、この写真は塩ラーメンに茹で玉子を追加したものです。店主は『富公』に敬意を持たれていて、同じ濃厚な豚骨白湯スープが信条の様です。円やかでコクが深い白濁のスープが美味しいのですが、パンチを与えるために揚げニンニクを加えています。厚みがある柔らかいチャーシューを食べて「これで小ライスをパクついて、美味しいスープで流し込むのも好いよなぁ~」と思い付いても後の祭り。。。
麺はやや加水を抑えた縮れが少ない中細麺で、昔、田舎で食べていた麺に近かったです。
この豚骨白湯スープを利用して、大量のラードとニンニクで炒めたモヤシを載せて『富公風』なレシピで一度食べて見たい!

この地下食堂街には定食屋から手打ち蕎麦まで色々なお店が8軒ほど集まっていて、その雰囲気が実に懐かしい感じでホッと出来ますので、是非、足を運んで見て下さい。

■白い豚骨白湯が綺麗で、そして円やか。実にスープの質が好いですね!(冨公はもっと濃厚でニンニクが効いていました)

■札幌系よりも加水が低めの縮れが弱い中細麺、伸び易いのでお気を付け下さい

■塩ラーメンが当店の売りなので、是非お試しください(お品書き左側に書かれている様に、素早く食べましょう)

■これが狸小路にあった名店『富公』の暖簾です(知っているのは50歳以上の方でしょうね)

■暖簾を潜ると直ぐカウンター席です。(カウンター10席、2人掛けテーブル席もあります)

■バスセンターの地下食堂街には8店ありますが、どのお店も昔っぽくて優しい感じがします

来店履歴

2017年10月31日
札幌市中央区『紫雲亭』

店舗情報

店名 らーめん 紫雲亭
電話番号 011-271-4010
住所

札幌市中央区大通東1丁目3 中央バス札幌ターミナル B1F

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営業時間

[月〜金] 11:00〜20:00 [土・祝] 11:00〜19:00

定休日

日曜日・第1月曜日

公式アカウント
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