札幌市中央区『薫薫』

札幌のお買い物どころ狸小路は７丁目でアーケードが切れますが、その先の８丁目の角にラーメンの『薫薫』があります。

塩ラーメンが売りの『薫薫』では今回私が頂いた「アルプスパワーラーメン」の他に「潮ラーメン」「蒙古のしおラーメン」「R-41しおラーメン」3種類の塩ラーメンがあって、初めての方は迷ってしまうと思います。(メニュー名から味が想像出来ないしね…)
この「アルプスパワーラーメン」に使われている塩は、太古の昔は海だったアルプス(ドイツ側)産のものを使っているそうですが、私には沖縄の塩やモンゴルの塩などと味がどう違うのか、それを分析する能力を持ち合わせておりませんので、食後感を詳しくコメントする事は出来ません…
ラーメンのお姿はいたってシンプルで、具材はチャーシュー・ナルト・シナチク・お麩・板海苔・ネギ・玉子(半個はデフォ＋無料)で、札幌系ラーメンのお姿ではありません。
鶏ガラ・ゲンコツ・野菜ダシから取った清湯スープの塩ラーメンは実にアッサリしています。これに合わせた麺は黄色い多加水の中細縮れ麺でしたが、私的には低加水の中細ストレート麺が面白いと思います。
なお、茹で玉子(味玉では無い)は無料、ランチタイムの小ライスがサービスですので、少な目の麺を充分カバー出来るのでご安心下さい。

【補足】
「R-41しおラーメン」とは何なのか調べた所、塩分を抑えた41歳以上のオジサン限定、優しい味のラーメンだそうです。

■無料の茹で玉子を剥いてラーメンを待っていたのですが、デフォで半個入っていました…

■優しい塩味のスープに、思い掛けずの黄色い縮れ麺でした(まぁ、プリプリで美味しかったのですが…)

■お品書きには4つの塩ラーメンが大書されていて、右脇に醤油味と味噌味が見えます(写真上には無料の茹で玉子、直ぐ食べずにラーメンを待つ…)

■緩いL字型カウンターは僅か10席。壁の棚に置かれたラジオから演歌が流れていました

■小さな暖簾を潜ると、僅かカウンター10席だけの狭い店内になります

■ここの信号手前右側が『薫薫』。アーケードは7丁目で切れますが、写真の奥方へは狸小路1丁目まで続いています