お昼時はいつもの長い行列がビルの外まで伸びている『175°DENO』ですが、初めて訪問した時は、13時30分過ぎのビジネスマンが昼食を終えた頃合いを見計らっての入店。すると、5分待ちで着席する事が出来て、やはりこの時間か開店前に到着しなければすんなりと食べられない大繁盛店です。
一品目は汁有担々麺で、痺れ具合が「シビレない→シビれる→すごくシビれる」の三段階あって、この時は「すごくシビれる」を選択。帰り際に、入口の券売機を良く見ると「痺れ増し 50円」があるじゃないですか。花椒を思いっ切りぶっ掛けたかった…
しかし、テーブルには四角い桶に入った自家製の辣油があったので、たっぷり掛け回してから頂きました。四川料理店で頂く担々麺とはちょっと違ったこの担々麺は、鶏ガラスープとエビ・ゴマの調和で当店独自の風味とコクが出ていて、花椒を纏った挽肉はしっかりとした味付け、ナッツはその食感が良いアクセントになっています。麺は道産小麦で作った中細のストレートに近いもので、汁を良く絡め取ってくれました。これ位の痺れ感は想定内でしたので、次回は「痺れ増し 50円」を楽しみたい。

■汁有担々麺のすごくシビれる。スープ全体が真っ赤です

■右の木製の四角い桶に、当店自慢の自家製辣油がたっぷり入っています
二品目は汁無担々麺の「すごくシビれる」で、忘れずに「痺れ増し 50円」も購入。ここで使う香辛料は、店主自ら四川省の山奥まで出掛けて買い付けしたものだそうです。(これを聞いてしまうと、お持ち帰り販売している辣油をゲットしない訳には行きませんよね)
汁無担々麺は器の底から良~く混ぜて、そこへテーブルの辣油を二杯掛け入れてから頂きます。足りなければ適時、追い辣油!
タレと具材を纏った平打ち麺のモッチリした感触が何とも言えず、時折カーシュナッツが香ばしく弾けてワシワシと食が進みまが、焦って食べると赤い汁が飛び散りますのでご注意を!

■汁無担々麺のすごくシビれる+痺れ増しです。挽肉の上にはたっぷりと花椒の粉と皮が載っています

■汁無担々麺の具材の説明と拘りが書かれています

■これがお持ち帰りした辣油500円です(ラーメンや麻婆豆腐に使ったので、直ぐに無くなった)
三品目はInstagramの投稿を見てヨダレを流し、その数日後に駆け付けて頂いた冷やし担々麺です。今回は「痺れ増し」では無くて、「青花椒」を追加して見ました。
大きなガラスの器にうず高く盛られた姿に圧倒されながら、下敷きになった平打ち麺を持ち上げて、野菜と混ぜようとしますが、これが非常に重い。箸が折れてしまわないか心配しながら何とか混ぜ込んで、麺を食べようと手繰った時はかなり腕が疲れていました。別皿の青花椒を適時掛けながら食べ進むのですが、具材の野菜が多いので完食した際は腹パン間違い無しです。腹ペコの時は腕も鍛えるつもりでお出掛けしましょう!

■これが噂の冷やし担々麺。総重量はかなりありそうです

■テーブル席から見える辣油や香辛料の容器
因みに、店名の『175°DENO』とは、自家製辣油を作る時の油の温度で、175°が適温との事。それと、店主のお名前”DENO:出野”を組み合わせたと聞いております。

■入り口に備えられている券売機。パクチー増しは未だやっていないなぁ…

■ビル奥にある店舗への通路は非常に狭いのですが、お昼時は人の群れとなっています

■『175°DENO 本店』は繁華街の中通りにあるビルの一階です。行列があるので直ぐ分かります
来店履歴
- 2017年09月15日
- 札幌市中央区『175°DENO 本店』
店舗情報
店名 | 175°DENO〜擔擔面〜 本店 |
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電話番号 | 011-777-1177 |
住所 |
札幌市中央区南1条西6丁目20 KYビル 1F |
営業時間 |
11:30〜15:00 17:30〜21:00 [土・祝] 11:30〜16:00 |
定休日 |
日曜日、 夜営業の休みは土・祝 |
公式アカウント |