ここは、札幌市白石区の有名店『綱取物語』が2012年6月に郊外の真栄に出したお店で、本店より席数も駐車場も多いので土日は家族連れなどで繁盛しています。当店の看板には『麺部屋 綱取物語』と大書されていて、その命名由来は『ラーメン界の綱取を目指す』という事から付けられたと聞いています。
これは、ver.Ⅲエスニックと言う横文字の名前のラーメンで、味噌味スープへカレーオイル・カレーペースト・ガラムマサラなどの香辛料を加えたスープカレー風の一杯。鼻腔を擽ぐるスパイシーな香辛料とスープ上に浮かんだ焦がしバジルの香りが後を引いて、食がどんどん進みます。
基本となっている味噌味スープは、豚骨ベースの専用スープとニンニク・白味噌・野菜・挽肉などをラードで炒めた味噌ダレを合わせたもので、旨味とコクが深い仕上がりとなっています。麺は札幌系の中太縮れ麺で、冬場は一週間、夏場は三日間ほど寝かせた熟成麺なので、プリップリの食感。ver.Ⅲエスニックは、暫くするとまた食べたくなる味ですネ!

■ver.Ⅲエスニックのスープの表面には芳ばしい焦がしバジルが敷き詰められています

■熟成させた札幌系の黄色い中太縮れ麺はプリップリの食感です

■テーブルの調味群は意外とシンプルで、粗挽き胡椒と一味だけでした

■カウンター席の様子(12席)。テーブルも4卓あって全部で26席あります
『綱取物語』では季節ごとに限定創作ラーメンが提供されますが、この日は四種類もあってかなり迷いましたが、洋風の変わった味を試したくて、アンチョビつけ麺を注文です。かなりお腹が空いていたので、チャーシュー丼の小結(小ライス相当)も付けました。
清湯系のあっさりスープへアンチョビの独特な香りを立たせた熱々の塩味スープ。そこへ黄色い「フェットチーネ風」の平打ち生麺をどっぷり浸して頂きます。ver.Ⅲエスニックの様に際立ったパンチは無いものの、魚醤や酒盗が好きな方はアンチョビの味と香りでワシワシ行けると思います。
チャーシュー丼(小結)は、炙った柔らかい豚バラにたっぷりのマヨネーズを掛けているので、不味い訳がありません!

■アンチョビつけ麺の具材は全て麺の方に載っていて、適宜スープへ投じて頂きます

■黄色い「フェットチーネ風」の平打ち生麺をアンチョビ香る熱々スープへどっぷり浸して頂きます

■炙った厚目のバラ肉と解したチャーシューの上には、たっぷりマヨネーズを掛けました

■定番のお品書きと限定創作メニュー(やはり限定に目が行ってしまう)

■共用30台ある駐車場側の入口(暖簾の向こう側は羊ヶ丘通り)
来店履歴
- 2017年10月18日
- 札幌市清田区『綱取物語 真栄店』
店舗情報
店名 | 麺部屋 綱取物語 真栄店 |
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電話番号 | 011-376-0835 |
住所 |
札幌市清田区真栄4条3丁目2-5 |
営業時間 |
[平日] 11:00~15:00 17:00~21:00 [土・日] 11:00~21:00 |
定休日 |
水曜(祝日の場合営業、翌日休み) |
公式アカウント |