この『いせのじょう』は失礼ながらかなり古びた、昭和感100%の雑居ビル「菊水会館」にあります。テナントはスナックが多いようですが、どのお店も数坪の激せま営業。トイレも各店共同で駐車場はございません。
その会館の入口で僅か6席(5席の所を無理に1席足してます)でやっています。
何とも庶民に優しいお値段設定で、ラーメン500円、餃子300円、これにビール500円を追加しても1300円です。以前、「辛味仲間」が辛~いラーメンを所望するので、「俺が奢ってやる」と偉そうに辛口ラーメンを食べさせた事がありますが、値段を見た彼等からは、それ程感謝の念が感じられませんでした。。。(辛口ラーメンが880円だったら感謝の念で、彼等の目がピカピカっと反応したと想像されます)
因みに辛口ラーメンですが、大将の田舎の方で栽培をした唐辛子を使ったもので、油で炒めて辛味を抽出した所へスープを足すので全体が辛い。麺を啜るとジワ~ッと辛さが押し寄せて来て、俄然食欲中枢が刺激されると言う、正に癖になる一品です。
2015年には、入口左側にあった物置を店舗に組み入れて、トイレも設備してやっと8席となり、カウンターが見違える程キレイに! それ迄は人好きする大将が一人で切り盛りしていましたが、改装後は二名体制になっていて、店舗改装・助手雇用で価格改定を心配しましたが、新メニューにも「醤油ラーメン500円」と。おぉ~、流石ですワンコインを守っておりました!
なお、この改装後の初訪で頂いたのが「ねぎラーメン600円」。鶏ガラスープに控えめな煮干しで実にアッサリしたスープ。そこへやや硬目に茹でられた低加水のストレート中細麺。う〜ん、相変わらず美味しかったです。
*2015年にはこの菊水店を後輩に任せ、若き大将自ら札幌駅の高架下に2号店をオープンさせて、朝10時半開店で頑張っております。(昼食時はサラリーマン中心に満員御礼との事、ワンコインラーメン強し!)

■辛口ラーメン。大将の田舎で栽培された唐辛子が無くなる迄のメニュー(辛口にはニラが合う)

■これが噂(?)の500円のしょうゆラーメン。アッサリながらジンワリ旨い

■白菜の辛口ラーメンは寒い時期に最高です

■6ケ300円の焼き餃子にはビールが必須ですよね(皮が薄目で相方好み)

■手書きメニュー。営業時間は当初12時からだったが、お客さんの要望で11時45分になった。改装後の現在は11時開店

■改装前の入口は会館正面と中側にあった(ラーメンの旗の建物側の箇所が、改装で拡張された)

■改装後の一発目に食べた、ねぎラーメン

■改装後のメニューですが、以前通り「しょうゆラーメン500円」は素晴らしい

■改装後のカウンター。失礼ながら以前より10倍綺麗

■改装後の入口は会館の中側のみになった
来店履歴
- 2017年08月20日
- 札幌市白石区『いせのじょう』
店舗情報
店名 | いせのじょう |
---|---|
電話番号 | 011-832-6870 |
住所 |
札幌市白石区菊水1条1丁目3-2 菊水会館 1F |
営業時間 |
11:00~15:30 17:30~20:30 |
定休日 |
日(祝日不定休) |
公式アカウント |