時折、無性に食べたくなる札幌味噌ラーメン。熱々の中華鍋のラードの中へ大蒜を投入してからモヤシ・玉葱を炒めたのがスープに載っている例の香ばしいヤツです。
その中でも村中系の札幌ラーメンが食べたくなると、必ず『おざわ』が思い浮かびます。イケメンとしてつとに有名な若き店主は、あの大繁盛店『彩未』の出身のなので、入口の真っ白い暖簾の脇に寄贈名が入っていました。
この店の一番人気である味噌ラーメンには、辛ねぎをトッピングするのがお決まりです。味噌スープ上のラードの量は村中系にしては控え目でしたが、大蒜と合わさった香りが実に好いですね。また、ドンブリの端の方に浮かんだ黒いマー油が相乗効果を発揮しています。
辛味を纏った長ネギをスープに浸して黄色い縮れ麺を巻き込みながら食べ進むと、ネギの下から炒めモヤシがと少量の白菜が出て来ます。チャーシューは炙った角切りとスライスの2種類。
私は、大量の辛ねぎのお陰か、この一杯でお腹いっぱいになりますが、これにライスを付ける方も結構見受けられ、スープまで完飲する姿を見て羨ましいと思ってしまうのは、年を取った所為でしょうね。。。
*当店のFacebookを見ると味噌ラーメンの写真が圧倒的に多かった
この店では味噌ラーメンばかり注文している事に気付いて醤油味を試してみましたが、矢張り辛ねぎは外せませんでした。ついでに味玉も追加しています。
黒っぽいスープにラードが溶け込んで味噌ラーメンとは違った好い香りがします。この時の辛ねぎは辛味の量がいつもより少な目(赤い色が目立っていない)な様です。年寄りに気遣ってくれたのかもしれません。。。この辛ねぎの下には、札幌ラーメンでは見掛けない生の千切りキャベツ(とんかつに添える形状)が隠れています。
豚骨・野菜・魚介で取られたスープへ醤油ダレを濃い目に効かして、そこに熱々のラードが浮いているので、そのパンチ力の所為か生のキャベツは全然気になりません。
なお、味噌ラーメンと異なる具材は、千切りキャベツだけでは無く、こちらには白い蒲鉾と朝ご飯用の形をした海苔が載っています。(失礼ながら、これ等は無くても気にならない様な気がします…)
これは、お店の若いおねぇさん(女子高生のアルバイトらしき)が「今日は塩らーめんがありますがぁ…」と誘って来るので、女性に誘われたら断らない(断れない)主義なので鸚鵡返しで注文した塩らーめんです。一人で営業している時や忙しい時はありません。これには、またまた辛ねぎを追加しています。
味噌味や醤油味よりはラードが少な目で実にアッサリ。ちょっと物足りないので、ブラックペッパーをスナップを効かせて振り入れ、追加の辛ネギに纏わり付いている辛味をスープに溶かす事で問題は解決されました。
味噌らーめんに入ってる「マー油」をブチ込むと更に良くなると思ったのですが、食べている途中ではお願いし辛くて、後の祭でした。。。
当店は、金・土・日は夜12時までの営業です。周りに飲食街や大きな施設がある訳では無いですし、ラーメンのメニューも少ないし、餃子などビールのアテになるサイドメニューメニューも無いのに、良く頑張っております。
来店履歴
- 2020年09月14日
- 札幌市白石区『おざわ』(2回目の投稿)
- 2017年09月19日
- 札幌市白石区『おざわ』
店舗情報
店名 | 麺屋 おざわ |
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電話番号 | 011-577-9626 |
住所 |
札幌市白石区菊水6条3丁目1-22 I'Sコート 1F |
営業時間 |
月・火] 11:00~15:00 18:00~21:00 [水] 11:00~15:00 [金・土・日] 11:00~15:00 18:00~24:00 |
定休日 |
木曜日(他に月2回不定休) |
公式アカウント |