2015年1月開業の『ハナウタ』は薬膳の手法を用いたラーメン屋さんです。その料理は中華薬膳の多彩な香辛料を感じる、他店とは違った独自の路線で、一度食べるとハマります!
一品目はメニューの一番最初にある薬膳香辛(シャンカラ)味噌の大辛に味玉をトッピングです。(素人はどんなラーメンにも味玉を載せてしまいますよネ…)
こんもりと盛られたネギの下には炒めた薄切りの豚肉・モヤシ・キクラゲが隠れていて脇の方にはメンマが何気無く存在しています。スープには辣油がたっぷりと浮いていて、薬膳ですので花椒・桂皮・八角などの良い香りがして食欲増進、間違い無しです。(二日酔いの日に食べたら、スッキリしたぁ~)
なお、麺の方は札幌系の黄色い縮れ麺ですが、もう少し加水の低い麺でも楽しめると思います!
二品目も定番のアジ節醤油に、お昼の間100円引きの餃子を注文です。ここの餃子、皮が薄くてパリパリで餡からは薬膳の技らしき独特の香り。飲んじゃいないですが、「ビールに持って来い!」です。
アジ節醤油は豚骨ベースに鯵節を合わせた結構黒っぽいスープで、やはり薬膳的な香辛料を感じますが実に飲み心地良しです。麺は低加水のストレート中細麺で、実に嬉しい事にワタクシ好みの硬茹でになっていました。
三品目は春限定の酸辣湯麺ですが、札幌では街中の中華料理店じゃないと食べられないので、慌てて出掛けた記憶があります。
この酸辣湯麺は、酸味・辣油・豆乳・味噌・卵で調味したスープに豚肉・メンマ・木耳・金針葉などの具材が入り、そこへ黒胡椒がふんだんに掛っています。ふわっと良い香りが漂うスープは、酸味はキツくないけれど辣油と黒胡椒の辛さで、二日酔いだったお口が咽せ気味に。。。しかし、香辛料の香りが良いのでスープがドンドンと入ります。ヤバイヤバイ完飲しそうだぁ~!(完飲した…)
四品目は夏限定の担々麺です。Instagramで見ていながらグズグスしている内に、「やべぇ~、今日は月末だ。終わっちゃう~」と喚きながら急行した訳です。
担々麺で使う山椒は、和歌山県産の「ぶどう山椒」を仕入れて自分の所で粉山椒(花椒)や山椒油にしています。
担々麺の具材は大きな搾菜・味付挽き肉・青梗菜・ネギ・松の実。スープは芝麻醤のゴマ風味に辣油がピリっと効いた旨辛で、痺れ感は少ないです。そこへ、別皿の山椒油を掛けると粉の花椒とはちょっと違った痺れ感となって、実に面白い!加水が低目のストレート中細麺も担々麺とバッチリの相性でした。(この麺で、薬膳香辛味噌を食べて見たい)
五品目は秋限定の薬膳ニラ中華そばで、その名の通りスープ上には大量の刻んだ韮が浮いています。具材には鶏チャーシューと炒めたレンコン・ネギ、そしてドンブリの淵にはオリジナル豆板醤が貼り付いています。このスープはとろみが付いた醤油味の薬膳スープで、そこへドンブリの淵の辛味を溶かすと味変が楽しめます。麺はストレート中細麺でプリプリッとた感じが良かったです。
ついでに注文していた香辛(シャンカラ)水餃子ですが、これは文句無くナマラ旨しです!ビールが無いのはホントに罪です。是非、お車に乗らずに来店して、これで一杯やりましょう!
六品目は冬の限定の麻辣香湯(マーラーシャンタン)です。味は見た目通りで、大量の唐辛子の粗挽きと辣油でガツン、追い打ちに花椒の痺れが来て、完食時は額に大汗を掻いてましたわ。(そう言えば、この限定の宣伝文句には、「過去最高発汗効果」と書かれていた…)
具材の刻んだニラ・炒めた鶏肉・モヤシ・ネギ、それに粗挽きのナッツからも風味が出ていて、さすが「薬膳の使い手」のラーメンでした!
当店の定番メニューはそれ程多く無いので、季節限定を入れても殆ど既食なのですが、ハナブタ飯が未食です。ラーメンは食べないで、これと餃子のセットで頂いて見たい。
来店履歴
- 2021年09月01日
- 札幌市白石区『ハナウタ』(6回目の投稿)
- 2019年07月30日
- 札幌市白石区『ハナウタ』(5回目の投稿)
- 2019年04月12日
- 札幌市白石区『ハナウタ』(5回目の投稿)
- 2019年02月26日
- 札幌市白石区『ハナウタ』(4回目の投稿)
- 2018年10月13日
- 札幌市豊平区『ハナウタ』(3回目の投稿)
- 2018年03月21日
- 札幌市白石区『ハナウタ』(2回目の投稿)
- 2017年09月07日
- 札幌市白石区『ハナウタ』
店舗情報
店名 | ラーメン・餃子 ハナウタ |
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電話番号 | 011-858-7072 |
住所 |
札幌市白石区栄通10丁目1-1 |
営業時間 |
11:00~15:30 17:00~20:30 |
定休日 |
水曜日・第1第3火曜日 |
公式アカウント |