札幌市豊平区『田所商店』

各県に数々の直営店やフランチャイズ店を展開している味噌らーめん専門店『田所商店 』は、御多分に洩れず我が札幌にも出店しております。しかし最近、アメリカ・カナダ・イタリア・台湾・タイ・ベトナムなどの海外にも展開しているのだと知って、失礼ながらかなりの驚き!
なお、札幌の『田所商店 』では、北海道味噌・信州味噌・九州味噌を使った三種類の美味しいラーメンが食べられます。

さて一品目は、北海道産の味噌使った肉ネギらーめんとミニチャーハンです。白髪ネギにラー油などの辛味をまぶしたモノがドサッと載っていて、その下には挽き肉と炒めモヤシ。ビックリしたのは、肉塊と思ったら皮付きのフライドポテトが2個。道産子として、これはだけはバツでした。(個人的意見:ラーメンに合わない…)
味噌スープは「私は札幌生まれの味噌ラーメンです」と言ってる様な、味噌味に慣れた私の舌にとっても合っていて、たっぷりの野菜も好印象。麺は札幌では珍しい少し平べったい加水低目の太麺で、茹で加減はやや柔らか目。
ミニチャーハンは如何にもラーメン屋仕様と言ったシットリ感があって美味しいのですが、ちょっとスパイシー感が欲しくて、その天辺にコチュジャンを載せて頂きました。

■北海道味噌の肉ネギらーめん。これにも沢山の七味唐辛子を振り入れてますね

■個人的には合わないと思う、ポテトフライ(次回は載せて貰わない様に言います)

■小丼一杯分は軽くある、ミニチャーハン。天辺にはコチュジャン

■北海道味噌を使ったらーめんのお品書き(他の味噌らーめんよりも種類が多い)

これは信州味噌の野菜らーめんに味玉を追加したものです。北海道味噌らーめんにはフライドポテトと変わったトッピングでしたが、こちらには信州名物の山菜が載っています。私は辛い物好きなので、テーブルにあった餃子用のラー油を掛け回し、かつ七味も振り入れています。これ位のしっかりした味噌スープは、いくら辛味を加えても旨味が損なう事はありませんネ。味噌スープは、北海道味噌とどう違うのかよりも、同じ様に旨かったと言う印象です。(私のバカ舌は、旨いと不味いしか判定できない…)

■かなりのボリュームがある、信州味噌の野菜味噌らーめんの味玉入り

■どのラーメンも同じ平打ち系の縮れ麺が使われています(味噌によって麺を変えても面白い…)

■信州味噌と九州麦味噌のお品書き。麦味噌には担々麺が無いんだ。。。

■テーブル上の調味群。味噌らーめん専門店だからなのか、胡椒が見当たりません

北海道味噌・信州味噌と食べて来たので、九州麦味噌の肉ネギらーめんを頂いて見ました。細長く切ったネギには既に辛味が付いていますが、たっぷりと七味を振り入れています。(ホントは辛味が強い一味唐辛子の方が好みです…) 九州ならではの麦味噌のスープは、やや甘目で尖った感じが無くて実に円やか。(我が家も麦味噌を使っていますが、味の柔らかさが天下一品)
麺の方は他の味噌ラーメンと同じ中太の平打ち麺ですが、加水がうんと低い太麺にも合いそうです。辛い味付けの長ネギを貪っていると、その下に隠れてた蒲鉾てんぷらを発見。北海道味噌には「ポテトフライ」、信州味噌には「山菜」、九州味噌には「蒲鉾てんぷら」とご当地の名物を載せるのが流儀の様です。

■麦味噌の肉ネギらーめんへ沢山の七味を振り入れてから頂きました

■九州の麦味噌を使っているからか、辛味の付いたネギの下から蒲鉾天ぷらが顔を出しました

■テーブル席の様子(カウンター 5席、 テーブル 2席×4卓、4席×2卓、 小上がり 6席×2卓)

■味噌のウンチクらしいお言葉が掲げられていました

札幌の『田所商店 』は豊平区役所に近い場所にあって、お昼時は10数台駐められる広い駐車場が満杯になります。
しかし、他府県の『田所商店 』ではどんな味噌を使っていて、どんなご当地名物をトッピングしているのか、ちょっと気になりますね!

■左側の看板の文言が好いですね「味噌は日本人の宝物」

■入口前が広い駐車場で、店内も33席ある大型店です

来店履歴

2017年10月19日
札幌市豊平区『田所商店』

店舗情報

店名 麺場 田所商店 札幌平岸店
電話番号 050-5571-2371
住所

札幌市豊平区平岸5条10丁目1-3

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営業時間

[月~土] 11:00~22:30(L.O) [日・祝日] 11:00~21:30(L.O)

定休日

無休

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