人気店を続々生み出している『山嵐』系列の『FUJIYAMA ROCK:フジヤマロック』は、味噌味のカレーラーメン(当店ではヌードルと表記)で名を馳せていましたが、惜しくも閉店となりました。美味しいラーメンをたくさん食べたのでご紹介しておきます。
● 味噌カレーヌードル
券売機を見ると、「カレーライス」が新メニューで出ていたので思わず押しそうになりましたが、久々なのでお気に入りの「味噌カレーヌードル」を、辛さ”ハード(超辛口に相当)”を選択。
「味噌カレーヌードル」、やっぱり旨いですねぇ~。味噌とカレースパイスが見事に調和しています。そして、カイエンペッパーのシャープな辛味がグイーンと襲来して来て、口中がヒリヒリに。
麺は太めの縮れ麺で、スパイシーなラーメンを食べるのには時間が掛かるので最適でした。
もう一品の「味噌カレーヌードル」は、当店がオープンした年に食べたものです。券売機に書かれた”チキンボール”をつい押してしまったのですが、この頃はチャーシューでは無く大きなチキンボールがデフォ入っていて、追加分の処置に困ったことを覚えています。(美味しいのですが、この大きさなので、さすがに二個はキツイ)
●レッド味噌ヌードル
当店の人気No1は「味噌カレーヌードル」で二番手がこの「レッド味噌ヌードル」です。スープ表面が赤っぽいオレンジ色に染まり、長ネギの薄切りの上にはカイエンペッパーが降り掛かっています。この粉の量で”ハード(超辛口)”ですので、さらに辛い”ダイハード”ともなると、きっと長ネギ全体が隠れるものと推測します。(恐ろしくて、一度も”ダイハード”で頂いた事はありません)
「味噌カレーヌードル」のスパイス感よりも直線的な辛味があって後を引かないので、夏バテ防止策にはもってこいのランチだと思いました。
ただし、辛味を足したい時には、一味唐辛子か韓国唐辛子が欲しい所ですが、当店では鋭角的に辛いカイエンペッパーのみだったので、ちょっと残念でした。
●味噌ヌードル
この「 味噌ヌードル」はもともと辛味が無いスープなので、”ハード”などの辛さ指定はありません。
札幌系の味噌ラーメンの様にモヤシが入っていますが、濃厚豚骨背脂入りスープに味噌ダレを合わせている所為なのか、実にクリーミーな食感で旨味が半端ない。たくさん入った味付けミンチが太麺と絡むとこれまた旨味がアップ。
無料のコーンは、辛いラーメンの時はそれ程存在感がありませんでしたが、この「 味噌ヌードル」で頂くとその甘みがクッキリと分かりました。
この「 味噌ヌードル」は、『山嵐』本店や系列店でも出して欲しいと願った、お気に入りの一品でした。
● 味噌つけ麺
Instagramで知ったのですが、「味噌つけ麺」を始めたと言うので駆け付けました。
いつもの様に、辛さは”ハード”で注文。熱々の濃い味噌スープに平打ち麺をどっぷり浸して啜ると、ありゃ~、今日の”ハード”はなまら辛い! “ダイハード”と間違ったんじゃ無いのと思った程、尖った辛味がガツーンと来ました。
食べ進む内に慣れては来ましたが、調理のお兄さんの作業手順を目を皿の様にして凝視していた事で、すっかり気分を害して反撃して来たものと勝手に解釈(妄想です)。最後は、辛い汁に割りスープを入れてもらって、ホット一息…
●ちーずトマト味噌カレーヌードル
またまたInstagramで「ちーずトマト味噌カレーヌードル」がメニューに加わったと知って、お出掛けした時のものです。
入店して右側にある券売機へ千円札を入れようとしたら、それが無い。口頭注文&現金手渡しシステムへ切替えた模様。
「ちーずトマト味噌カレーヌードル」を辛さ”ハード”で注文です。この時は”ダイハード”と”ダイハード2”まで用意されていましたが、「とんでもなく辛い!」との『山嵐』代表のコメントを見聞きしていたので手を出しません。
いやはや、こいつは今まで食べていた「味噌カレーヌードル」よりかなり旨いですねぇ。火の入った刻みトマトとトロトロスープに溶けたチーズの相乗効果で”旨さ倍増計画大成功”と言った所でしょうか。通な人なら、最後にカレースープへドボンと追い飯をぶち込む筈ですが、さすがこの年では食い過ぎになるので自重しました。