このお店は、昼は鶏出汁のラーメン店『Japanese Ramen Noodle Lab Q』、夜は焼鳥屋『Q』で大繁盛なのですが、もう一つの顔を持っています。店主が不在の時はラーメン・メニューをちょっと変えて、通称『裏Q』として営業。通常営業なのか裏なのかは、お店に入る前から分かる様に、暖簾の柄と「裏」の文字で判明します。
この時は土曜日の13時過ぎに到着したのですが、店内の待ち席は満員で、その後もお客さんが途絶える事なく来店です。私の読みは「土曜日なので、このビジネス街のラーメン店にはサラリーマンは来ないから楽勝だ」と軽~く考えていましたが、簡単に覆され、結局30分以上も待つ事に。
実は、通常営業の『Q』と『裏Q』は真逆の味を提供しています。通常営業では白湯塩・清湯醤油がメインであり、『裏Q』は逆の白湯醤油と清湯塩を提供しています。
通常営業の『Q』で初めて白湯塩を飲んだ時は「このスープは塩味が絶対に好い」と思っていたものの、醤油味を啜ると「何故『裏Q』だけでしか提供しないのか? 双方とも甲乙が付け難いのに」と強く思いました!まぁ、基本スープが同じだから当たり前でしょうが…
醤油味のスープは一口目から旨味がガツンと来て、醤油ダレの所為か白湯塩よりは味が強いので、食感がある太い麺が合っています。フィットチーネもどきの平打ち麺は、以外にたくさんスープを拾ってくるのでベストマッチでした。(細麺ですとスープの強さに負けそう…)
この鶏白湯の醤油味ラーメン、100人が食べてきっと99人が「うめぇ~」と声を漏らす筈だと確信しいます。(一名だけ鶏スープ嫌いがいたと言う設定ですが…)
そう言えば『Q』では鶏清湯の塩味ラーメンを食べていない事に気付き、それは店主不在時の『裏Q』でのみ提供するので、Twitterで告知されている営業予定表を確認し、その日を待ってお出掛けしました。因みに、2018年3月の『裏Q』営業日数は9日間、4月は17日間で、月によって変動するのでお気を付け下さい。
この時は、開店時間の11時より10分前に到着したのですが、さすが繁盛店、平日ながら6-7名様が店の入口でお待ちでした。
券売機で未食の清湯塩とワンタン(二種類の肉と海老)のボタンを押して、さらに味玉とネギも追加しようとすると合計が1,380円にもなる。小銭入れには150円あったので諦めて1,150円を投入。(以前も、同じトッピングした事があるけれど、値上げした様で…)
このお店で初めて見る、お洒落なドンブリで清湯塩ラーメンが出て来てビックリ。このドンブリで食べると、美味しさが増す様な気がします。
若干、金色がかった透明感あるスープには焦がしネギが浮いて好い香り。そのスープには薄っすらと油の輪があって、きっと脳ミソはそれにも「旨そう~」と反応している様な気がします。見た目通りにアッサリ感があるスープのお味は、スッキリとした旨味と丁度良い塩分を感じました。
このスープに合わせたのは、全粒粉を使用した自家製平打ち中太麺で、モチュモチュッとした感じで若干柔らか目の茹で上がりでした。(「硬目で」と言うのを忘れてしまった…硬麺が好きな方は事前の申し出ましょうネ)
麺を啜りながら近くに座った方々の会話を盗み聞きした所、「やっぱり、美味しいね~」・「う~ん、『裏Q』の塩味ヤバイわ」などと称賛の声ばかりでした。そうだよね、これは通常営業の『Q』でも提供して欲しい所です。
来店履歴
店舗情報
店名 | Japanese Ramen Noodle Lab 裏Q / ジャパニーズ ラーメン ヌードル ラボ 裏キュー |
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電話番号 | 050-5594-9594 |
住所 |
札幌市中央区北1条西2丁目1-3 りんどうビル B1F |
営業時間 |
月〜土 11:00~15:00 月〜水 17:00~19:30 |
定休日 |
日曜日 年末年始 |
公式アカウント |