十勝 幕別町『森脇』

池田町に用事があってついでに、その名も手打蕎麦の『そば屋』へ到着すると”休業中”の貼り紙が。(冬季は休業する事があると聞いていたが、もう6月なのでちょっと気になります)
さて、どうするか数秒迷って未食の幕別町『森脇』が浮んだので急行です。

丁度2時に入店すると先客がお帰りで、一人ぼっちでした。入口に「ご用命の多い当店の人気商品です ごぼう天そば」と書かれた看板があったので、これを大盛りでと注文すると、「うちは大盛りがないんです」とお店のオネーさんがサービスらしき豆腐を置きながら仰る。十勝の蕎麦屋さんで「ごぼう天そば」がある率は八割程度、大盛り蕎麦がある率は九割と思われる中、初めて”大盛りナシ”を体験しました。

しかし、出て来たごぼうのかき揚げを見てビックリ、大きくて厚みが凄い!いくら十勝が牛蒡の名産地とは言え、大き過ぎます… お店のオネーさんが「食べ切れなかったらお持ち帰り出来ますよ」と含み笑いを隠しながら、有難いお言葉をかけてくれました。
冷たいかけ汁に浸ったぶっかけ式の蕎麦の量もそこそこ多くて、「なるほど、これなら大盛りが無い筈だわ」と理解しました。外皮を少し混ぜ込んだ茶色っぽい十割の中太麺は、若干柔らかめの茹で上がりです。
サクサクに揚がった大きくて分厚いごぼうかき揚げは、食べ易い様に4つに切られていて、これを一つずつ冷たいツユに浸しながら食べ進めたのですが、予想通り4分の1を残して蕎麦の方が無くなりました。
当然「済みませ~ん、持ち帰りしま~す」と声を掛けてビニール袋を頂きました。

■かき揚げの大きさとドンブリがほぼ同じ…これ全部食べると晩ご飯は絶対食べられなくなる筈です

■ぶっかけ式の蕎麦は大きなドンブリにごそっと入っていました(ツユはもり汁を薄めたもの)

■4分の1を取り除くと分厚いかき揚げの断面が見られます(大きくてもサクッと揚がっているので、バクバク行けます)

■この様に4分の1ずつツユに浸してほぐしながら蕎麦と絡めて頂きます

■お店のオネーさんが注文を取りに来た時に、この冷奴を持って来ました。大豆味を感じる十勝らしいお豆腐でした

■こちらはうどん主体のメニューで、えび天とごぼう天が売りらしいと推測できます

■メインのお品書きに書かれが商品は蕎麦以外に、うどんやごセットものご飯ものがずらりと並んでいます(蕎麦屋と言うより、食堂感があります)

■サービスで出て来た冷やっこは売り物だったんだ…それと蕎麦屋でカレーパンを売っているとは!

■板張りの座敷部屋の様子(この座敷部屋には座卓が6卓ありました)

■私が座った部屋の向こう側にも客席がある様です(覗けなかったが、かなり客席がありそう)

■幕別産の「北わせそば」を100%の蕎麦粉で打っている事が書かれています

■玄関に置かれた「ごぼう天そば」のご案内(入店時にこれを見て気に入った訳ですが…)

■『森脇』は民家を改造して店舗で使っています。駐車場は店横と前に10台ほど駐められそうです

来店履歴

2018年06月02日
十勝 幕別町『森脇』

店舗情報

店名 食膳場 森脇
電話番号 0155-54-4124
住所

中川郡幕別町本町64-2

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営業時間

11:00 - 14:30

定休日

木曜日

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