十勝 芽室町『あかずきん』

目的地の『紀山 芽室店』の店前に到着すると、何と数日間お休みとの張り紙が。はて、手打蕎麦を求めて来たので、数キロ戻って『三國』へ行こうかと車を動かした途端、「豚丼」の幟が目に入り、レストラン風の『あかずきん』を視認。帰省中は手打蕎麦と十勝名物「豚丼」を食べる事にしているので、文句無しに入店です。

時計は11時20分チョット前で、先客はご家族連れが一組座敷席にいて、私が案内されたのは対面式のカウンター席。(広い店内は二組だけでしたが、その後ポツポツとご来店)

メニューは和洋中の混在型で、何でもあるファミレスを彷彿させますが、良く見るとオリジナリティに飛んでいました。その中で、豚丼の進化版と思われる「とんとん丼」を注文です。(丼ものでは、「肉ごぼう飯・ねぎかつ丼・つゆだくかつ丼」が面白い！)
配膳のお盆には、丼・味噌汁・サラダ・漬物が載っていて、十勝管内の食堂で、丼ものにサラダが付くのは珍しいですね。
この「とんとん丼」は、タレをまぶして炒められた豚ロース肉・シメジ・エノキ・玉ネギが、ご飯に敷き詰められた海苔の上に載っています。(丼ご飯に海苔を敷き詰めるとは、良いアイデアです)
タレは、豚丼のタレよりはかなりサラッとしていて、私が作る「肉鍋(豚肉・豆腐・玉ネギ・キノコ類)」の風味に良く似ています。炒め方が上手なので、豚肉は柔らかく、野菜の食感が損なわれていなく、ご飯との相性もバッチリでした。
メニューで、野菜が入らない通常の「豚丼」の写真を確認すると、良くあるテリのあるタレが使われているので、そっちの方とも比べて見たくなり、また訪問する事に決定です。ただし、今回食べられなかった『紀山 芽室店』の訪問後になりますが…

■「とんとん丼」と言うネーミングですと、豚肉がガッツリ入っている様に感じますが、野菜とのバランスが良いドンブリものです

■ドンブリを横から具材を見ると、量がたっぷりある事が分かります

■ロース肉は一口大で、アッサリしたタレを纏って食がガンガン進みます

■ビックリしたのは、具材の下に海苔が敷かれています。ここにタレがガッツリ滲みています

■ドンブリものにサラダが付いて来るのは、実に嬉しい！

■ドンブリものは七種類あって、肉ごぼう飯・ねぎかつ丼・つゆだくかつ丼が面白いですね

■ラーメンもユニークで、肉ごぼうラーメンやかつとじ・えびとじのラーメンまであります

■私が案内されたカウンター席の様子。調味料群は左から、ドレッシング・パルメザンチーズ・一味唐辛子・ホワイトペッパー・醤油でした

■カウンター席からテーブル席を眺めた所。未だ昼食時間にはちょっと早いので、こちらにはお客さんが見当たりません

■先客が居た座敷席。当店はカウンター10席を始め、テーブル7卓や座敷４卓がある大型店です

■当店では十勝産のSPF豚肉を使用していとの事(柔らかな肉質でした)

■右に見える一本目の電柱の辺りにも駐車スペースがあります。奥の電柱の左側が定休日だった手打蕎麦店です

■お店の前と横の駐車場には8台ほど駐められます(左手の赤い字で「豚丼」と書かれた幟を見て入店しました)