十勝 帯広市『はげ天 長崎屋店』

JR帯広駅の直ぐ傍にある長崎屋で買い物をしていたら、お昼時になっていました。食堂街があると知っていたので四階へ上がると、甘味屋・蕎麦屋の他に帯広名物の豚丼が旨い『はげ天』の支店があったので速攻で入店。

お品書きを見ると、本店よりはアッサリとした品数ですが、目的の「豚丼」に”並”の肉4枚よりも2枚多い”特”があったので喜び勇んでこれを注文です。

丼に敷き詰められた豚ロースが良い色に焼かれていて、とても香ばしい匂いを漂わせています。一口サイズよりも大きい豚肉を頬張って少し味わってからご飯をワシワシと掻き込む作業を続けます。心なしか豚ロースの厚みが本店より僅かに薄いかも、そしてタレの纏い方が少ない様な印象を受けながらも、約5分で丼が空になりました。まぁ、好きものは完食する時間がメチャ早いのはいつもの事ですが…

しかし、この大型スーパーの食堂街で食べるよりは、いつも行く本店の方が落ち着きますネ。（北海道弁で表現すると、「あずましい(落ち着く)」）
それは、JR帯広駅の食堂街にある姉妹店『ぶたはげ』にも同じ印象があります。

■肉が4枚の”並”でも充分なのですが、久し振りにだったのでつい欲張りました

■肉が折り重なっているのでご飯が見えません(もう少し焦げ目があって、所々にタレを纏っていれば満点)

■当店のロゴ(?)が書かれた箸袋ですが、これは初代店主の省六さんの「はげ肖像」(息子さんも立派にはげておりました…)

■豚丼が有名になる前、当店の一番人気は「かき揚げ丼」でした(子供の頃は、これがご馳走でした)

■食べるのは豚丼に決まっていましたが、上の方に見える「はる弁当」も唆リます

■流石に大型ショッピング店の食堂街です、ちゃんとショーケースがありました

■丁度お昼時でしたので、食堂街は人が多くてお店の外観を上手く撮れなかった…

■看板の下の方に”昭和九年創業”と書かれていますので、80数年営業の老舗です