実りの秋ですので、トマト・ブロッコリー・玉葱・大根などを求めて、当別町の『ふれあい倉庫』へ向かいましたが、実は、本命はその倉庫内にある手打蕎麦店『高陣』なんです。ある日、札幌市近郊の手打蕎麦店を検索していると、お蕎麦だけではなくスープカレーも提供している『高陣』を見付けて、それが農産物直売所の中にあると言うのが何とも興味を唆り、自宅から1時間10分掛けての訪問です。
『ふれあい倉庫』はJR当別駅のすぐ脇の煉瓦作りを改修した倉庫。きっと傍にあるJA北いしかりが使っていたものと想定できます。(北海道の地方駅傍にある倉庫の多くはJA(農協)が農産物出荷用に使っていたものが多いんです)
ここではカレー蕎麦を食べようと決めていて、「月見・かしわ・豚角煮」がありましたが、「豚角煮がまだ煮えていない」との声を耳にしたので「かしわカレーそば」にライス少な目を注文しました。
着丼したドンブリは実にカラフルで美味しそうな盛り付け。スープ上に盛られているのは刻み海苔・糸唐辛子・揚げた練り小麦でスープに浮いているのは白ゴマ・黒ゴマ・乾燥ハーブと鶏肉。昨今、料理で使われる鶏肉は柔らかい若鶏ばかりですが、実は親鶏の方が味が濃いと知っているのは私たち年寄りもビビる、かなりひねた親肉を使っていて、顎の鍛錬をさせて頂きました。
ご当地の当別産蕎麦粉を使った田舎蕎麦はやや柔らか目の茹で上がりで、この太麺はカレー汁を良く引っ張り上げてくれます。
野菜・ハーブが二十種類以上も煮込まれているというスパイシーなカレースープは、”大辛”の指定をしましたが、更なる辛さを求めて別添えの赤いスパイス(一味唐辛子+?)を小匙で足しながら食べ進みます。〆ではまたまたスパイスを数杯足して、レンゲで掬ったご飯を激辛になったスープへ浸すと、正にスープカレーを食べている様な感じで完食しました。
お帰りの際には、トマト・ブロッコリー・玉葱などを大きな買物袋2つ分購入しましたが、2000円使うと重くて持てないくらいでした。

■「かしわカレーそば」の大辛と小ライスのコンボです(本当は豚角煮カレーが食べたかった…)

■食べる前に辛味を小匙5杯ほど振り入れますが、食べている途中にも5-6杯掛け入れると後半戦は激辛に仕上がります

■この太麺はスープカレーをしっかりと捕捉してくれるので、食がガンガン進みます

■小ライスは少な目で注文しましたが、普通の小ライスの量でした(上の方に見える小さな器に辛味が入っています)

■辛味をどんどん放り込んだので激辛になったスープへご飯を浸すと、正にスープカレーのお味!

■店内はテーブル席ばかりで22席あります(この席は一番奥側のテーブルです)

■ある雑誌に紹介された記事がテーブルに置かれています

■奥のテーブルに着席すると、前のお客さんのスープカレーが運ばれてパクつき始めました

■会計レジの上にはお品書きの黒板があります。蕎麦もスープカレーも品数は少な目です

■農産物直売所の通路からそのまま暖簾を潜って店内へ入れます

■ここからは南瓜・米・玉葱などが見えます(この左手に『高陣』の暖簾があります)

■トマトは6袋手に入れましたが、数日で無くなりました

■煉瓦造りの倉庫を改装して、農産物直売所と飲食店が入居しています

■JR当別駅前の広い駐車場の向こう側に『ふれあい倉庫』が見えます

■JR当別駅は札沼線(学園都市線)にあって、近年は札幌市へ通勤するサラリーマンが増えています
来店履歴
- 2018年09月30日
- 当別町『高陣』
店舗情報
店名 | そば切り 高陣 |
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電話番号 | 0133-27-5524 |
住所 |
石狩郡当別町錦町294-4 ふれあい倉庫 当別赤レンガ6号 |
営業時間 |
[4~10月] 9:30~18:00 [11~3月] 10:00~17:00 |
定休日 |
月曜(祝日の場合は翌日) |
公式アカウント |