札幌市南区『平凡くじら屋』

1972年の札幌冬季オリンピックの時に選手村が出来た真駒内「五輪団地」からほど近い所に変わったラーメン屋さんがあります。
それは、芸人のタカ&トシの街ブラ番組「発見!タカトシランド」で2018年1月に紹介された『平凡くじら屋』です。お店がある上町名店街の中路地は失礼ながらシャッターが閉まった店舗が目立ち、若干寂れた雰囲気がありますが、このお店の外観を見て「ちょっと面白そうだから入ってみよう」と言う方もいらっしゃるかも知れません。

手作り感の強い外観の写真を撮って入店して、4席だけのカウンターへ着席。(振り返ってみると、何故か店内にタンスがあって、その前のテーブル席に一組の先客がおりました)
メニューを見ると「おすすめNo.1」が魚辛みそと書かれているので、素直にこれを注文。

出て来た丼の中が面白い。大きめの海苔の上にイワシの魚粉・小エビの粉・唐辛子の粉が載っていて、少しずつ様子を見ながら入れるらしいので、海苔を支えているレンゲを慎重に抜き出してスープを一口。札幌系と違って大量のラードが浮かない軽めの味噌スープが旨い。例の三種類の粉で味変を楽しながら食べ進むと、最後には結構辛くなりすね。
海苔やチャーシューに隠れて見えない具材もあって、煮玉子半分・キクラゲ・小エビ・ワカメ・白胡麻と多めです。麺は札幌系の多加水の黄色い縮れ麺でしたが、低加水の中太麺でも合うと思われます。

食べ終わる頃に店主がくじ引きを持って来てくれて、ハズレなしで缶コーヒーやアメなどが当たります。是非、運試しにお出掛け下さい。

■赤いレンゲの上の海苔には三種類の怪しい粉が載っている、魚辛みそラーメン

■ラード少な目の柔らかい味の味噌スープに、黄色い中細縮れ麺を合わせています

■写真付きのメニューのおすすめNo.1は魚辛ラーメンでした。手前の湯呑みがお水のコップ代わり

■メイン・メニュー裏側には、つけ麺やご飯ものが書かれています

■自宅改装では無いのに店内に箪笥が置かれ、壁にはレトロっぽいイラストがたくさん貼られています

■真っ黒に塗った板壁に、手作りの看板などが派手派手しく掲げられて、周りの雰囲気とアンマッチです

来店履歴

2018年01月13日
札幌市南区『平凡くじら屋』

店舗情報

店名 平凡くじら屋
電話番号 011-582-5014
住所

札幌市南区真駒内上町3丁目2-11 上町名店街中路地

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営業時間

11:30~17:00(スープ無くなり次第終了)

定休日

月曜日

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