十勝 芽室町『大正(笑)庵』

芽室町から音更町へ抜ける道道75号(帯広新得線)を走っていると、『そば蔵 大正(笑)庵』の看板を何度か見掛ける事になります。そして広い畑の奥にある林の手前側に古民家が小さく目に映ったら、それが『大正(笑)庵』です。大正時代に建築された古民家を移築した店内はアンティークな雰囲気に満ちていて安らぎの空間にもなっています。

ここで頂いたのは天せいろです。具材は海老・南瓜・舞茸・青紫蘇・茄子でつけ汁は江戸風からすると薄目なので、太くて色黒の田舎蕎麦をドップリと泳がせても大丈夫です。天つゆが付きますが敢えて使わずに、天ぷらを蕎麦ツユに浸してその旨味をツユに取り込む作戦で、後で蕎麦湯で割った時に効果がハッキリします。薬味には北海道らしい「山わさび:ホースラデッシュ」が付いて来るのも嬉しいですね。

一つだけお願いが出来るのなら、野菜の収穫期であれば何処でも食べられる海老天は除いて地場の野菜だけで天ぷらを頂きたい所です。なお、蕎麦粉は十勝幕別産のものにつなぎ5%程度で打っていて、幕別町駒畠『百姓(笑)庵』が師匠であるとの事。「笑いとゆとりのある店造り」を目指すと共に師匠への尊敬を込めて、店名に(笑)の文字を使用しております。

■天せいろには、酢大豆のお通し、薬味に山わさび、天つゆが付きます

■カラリと揚がった天ぷらと山わさび(わさびが硬くて擂り難い)

■黒々とした中太麺はバシッと締まっています(師匠の百姓(笑)庵と似ている)

■大きな卓がある畳敷きの席

■広い板張り床の客室には長い廊下があって、これも懐かしい

■綺麗な店内には懐かしい物が展示されています

■小雨に煙った庭 緑が濃いです

■壁の白さと軒の高さが美しさと威厳を感じさせる『大正(笑)庵』の入口

来店履歴

2017年04月17日
十勝 芽室町『大正(笑)庵』

店舗情報

店名 大正(笑)庵
電話番号 0155-62-8833
住所

河西郡芽室町西士狩北5線25番地

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営業時間

11:00〜15:00

定休日

毎週火曜日と毎月第1・3月曜日(休日の場合は翌週)

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