札幌市中央区『だるま軒』

円山地区のマンションに囲まれた路地に、昭和感漂うお蕎麦屋さんと言った風体の『だるま軒』があります。この時は真冬の2月に訪問したので、メインの道路沿いは雪がうず高く積まれていて、『だるま軒』へ入った路地は雪の所為で車一台の通行がやっと。冬季間はこう言う場所のお店は集客上かなり不利ですね。。。

ここは非常にお値段が安く、もりそばが450円でお昼時のサラリーマンに優しい価格設定です。セット物も充実しているので、今回はカレーセット（田舎のたぬきそば＋玉子）を頂きました。これは手打ち田舎蕎麦なので50円増しの800円。田舎蕎麦は灰色の平べったい麺で、僅かに甘さを感じる汁が良く馴染みます。
一方カレーですが、素揚げした南瓜が大威張りで中心に載っていて肉塊らしきは見当たら無い和式カレーです。この蕎麦・カレーとも一人前の65％程度なので、満腹になりますが年寄りでもやつける事が出来ました。

なおセット物ですが、黒板には本日のメニューが書かれていて、カレー・小天丼・イカ天丼・野菜天丼・他人丼など興味唆るものがありました。そして、今回の田舎蕎麦は遠別産の石臼挽きの粉との事です。

■たぬき蕎麦セットに卵黄を追加しています。やっぱ、たぬきには卵黄が必要ですね

■濃い灰色の田舎平打ち麺は、温かい蕎麦で食べて下さい（粉の味を感じます）

■蕎麦屋のカレーで、こんな面白いヤツを見てしまった…

■このお品書きを見て、千円以上が無くて吃驚ですわ

■一階のテーブル。煙突の向こうの階段で二階席に行けます

■外観もレトロ感がある『だるま軒』は路地にあるので見つけ難い