札幌市中央区『永坂更科 布屋太兵衛 札幌大丸店 』

江戸の麻布永坂で寛政年間に創業したと言う『信州更科蕎麦処布屋太兵衛』の屋号が引継がれている永坂更科 布屋太兵衛』の札幌店が大丸百貨店のレストラン街にあります。場所柄、奥様方からサラリーマンまで多様なお客様で混雑しますが、全国に二十数店舗を持つ老舗ですから接客は申し分ない対応で御座います。

さて一つ目は、並粉と更科が半分ずつ盛られたセイロとミニ蟹天丼のセットです。ここのツユはあま汁とから汁の二種類出されるので、自分で調合しながら頂く事になりますが、適当に混ぜている内に良く分からなくなるのも一興かと 贅沢を言えば、この相盛りセイロが「お茶切り」や「生粉打ち」との組み合わせもあれば嬉しいのですが。。。。

二つ目はこのお店のウリである御膳そば(更科)です。真っ白な細麺は蕎麦粉の香りは少ないものの、プリッとした食感と喉越しが何とも言えません。ツユは甘汁を多目で調合すると合うと思います。

三つ目は生粉打ち(十割)のもりですが、色黒の太い麺は見た目通りに歯応えを楽しめます。こちらの方はから汁でひと手繰りしてから、お好みであま汁を足すと失敗しません。

たまたま座敷席へ通された時ですが、ここの蕎麦猪口に描かれている”江戸時代の滑稽な蕎麦喰い姿(北斎漫画)”が室内の壁にも大きく描かれていて、老舗である事を伝えようとする雰囲気を感じました。(現在の屋号は色々あって昭和34年からとの事)

■カニの天ぷらと冷たい並粉と御前そばの相盛り

■真っ白な細打ちの更科(赤のセイロが綺麗)

■黒っぽくて太麺の生粉打ち

■蕎麦猪口の北斎漫画:蕎麦を食らう絵図(座敷の壁にも描かれてます)

■ショーウィンドウ(お茶切りの変わり蕎麦が旨そう)

■ショーウィンドウ(天ぷらものを含め種類が随分多い)

■大丸札幌店の8階のレストラン街に『永坂更科布屋太兵衛』があります

来店履歴

2017年04月07日
札幌市中央区『永坂更科 布屋太兵衛 札幌大丸店 』

店舗情報

店名 永坂更科 布屋太兵衛 札幌大丸店
電話番号 011-828-1250
住所

札幌市中央区北5条西4丁目7 大丸札幌店 8F

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営業時間

11:00~22:00

定休日

不定休(大丸百貨店に準ずる)

公式アカウント
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