札幌市清田区『かのん』

『かのん』は掃除が行き届いた13席の小体なお店で、ご夫婦だけで切り盛りされています。二度目に家族で訪問した際、せたな町の生年月日が一緒の友達とばったり遇ったのには吃驚しました。生年月日が一緒ですと、靴まで同じものを履いている事がありますネ。（居酒屋で飲んだ後に靴を履こうすると、それ俺のだわ。えっ、全く同じじゃん…）

ここのお蕎麦は更科と田舎があるのですが、写真はたぬきごうぼう蕎麦を田舎で注文したものです。軟らかく煮た牛蒡と自家製と思われる天カスが、ちょっと甘めで濃い目のツユに良い旨味を加えています。黒っぽい平打ち麺は軟らか目で、蕎麦粉の味がじわっ～と口中に感じます。それを中盤以降に黄身と絡めて頂くと、これまた格別です。意外と麺の量が少な目なので、蕎麦好きな方は大盛りで注文して下さいネ。

■たぬきごうぼう蕎麦。天カスと牛蒡だけでは風貌が寂しいので卵黄でおめかした様です。

■色黒の田舎蕎麦は平打ちで、他店より軟らか目に茹で上がっていました

■温かい蕎麦のお品書き。（アングルが悪くて見辛いですね…）

■カウンター3席、4人掛けテーブル2卓、2人掛けテーブル1卓の全13席です

■『かのん』の外観。この時は「年末に訪問したので、年越しそばの案内がありました