札幌市西区 『武柳庵／ぶりゅうあん』

以前この場所は『志麻木庵 』と言う手打ち蕎麦屋さんでしたが、事情はさて置きいつの間にか 『武柳庵』に変わっていました。入口も内装もさほど変わっていなかったので、何と無く落ち着きましたわ。

ここには面白い蕎麦ありました。「ねぎだくあぶらつけ蕎麦」で、お品書きでは無くて壁の貼り出しメニューに書かれています。炙られた鴨脂と長葱の微塵切りが濃い目のツユに浮んでいて、そこへ二八の細麺を浸けて頂きます。ツユが実に旨いので、〆の際に蕎麦湯で割ってオニギリと一緒に頂きましょう。このツユで流し込むオニギリは2倍旨くなります！

もう一つの方は天丼とかけ蕎麦のセットです。蕎麦が伸びない内に八分目までやつけておいて、それから濃い目のドンツユが掛かっている天丼に手を付けます。ご飯をパクパク、合いの手に鰹節が香る蕎麦ツユをゴックンと言う調子で行くと、量的に多目でもスンナリと胃袋へ運ばれますね。

■ねぎだくあぶら（鴨脂）つけ蕎麦と鮭のおにぎり

■鴨脂と長葱が蕎麦に絡んで実に旨い

■かけ蕎麦と小天丼のランチセット

■二八の細麺は蕎麦粉の味が出ていて旨い！

■このお品書きには「ねぎだくあぶらつけ蕎麦」は載っておりません

■テーブル席の雰囲気

■暖簾を潜った先のアプローチは『志麻木庵 』の時と変わっていない

■『武柳庵』の入り口