札幌市豊平区『えぞ一』

30年ほど前の事ですが会社の先輩から「田舎蕎麦が食べたいのなら太っといヤツ食べに行こう」と連れて来てもらったのが、中の島『えぞ一』でした。ここは、沼田産の蕎麦を石臼で自家製粉した手打蕎麦が食べられるお店で、田舎・御膳(更科)・韃靼・どじょうそばの四種類から麺を選べます。あの時私が初めて食べたのは「どじょうそば」のもりで、その黒っぽいくて太い麺には吃驚でした。(どじょうそばには、泥鰌が入っている訳では無く、それくらい太いと言う例えです)

一品目はイカ天そばで、天ぷらは別盛りになっています。イカ天三切れが丁度良い量と判断してツユに入れたが、まだ二切れ残っている。なかなか旨いので持ち帰ってビールのツマミにしようかと考えたけれど、ちょっと格好が付かないような気がして何とかやつけました。この麺は二八で打った中太の田舎蕎麦で、少し甘めの温かいツユに良く合っています。

二品目はどじょうそばを使った親子です。メニューを眺めていた時は、五目けんちんに何が入っているか興味津々だったのですが、卵好きが高じて口が勝手に「親子そば」と注文してしまいました。たっぷりのツユの中で泳いでいるどじょうそばをたくさん箸で持ち上げると、太麺が揺れてピシャッとツユが弾き飛びます。それは気にせずに噛む様に食べると蕎麦粉の旨味が堪能できます。
なお、どじょうそばは110食限定ですので、お早目の時間にお出掛け下さい。

*経年劣化でお店はかなり古びて来ており、お隣の若き店主が経営するラーメン店『まるはBEYOND』とは対照的な外観です。

■イカ天蕎麦に卵を追加。卵黄だけでと言うのを忘れてしまいました。。。

■イカ天三切れが丁度良い量だと判断してツユへ。後の二切れは単体で頂きました。

■大きな丼の親子蕎麦はかなり熱々で登場します

■割り箸くらいの太さのどじょうそば。噛んで食べましょう

■田舎蕎麦とどじょうそば、うどん兼用のお品書き。更科や韃靼は別メニューになります。

■雨の日、雪の日の入口外観。三枚目は石臼挽きの部屋。それにカウンター席と店内。(かなり古くなって来ている)

来店履歴

2017年07月07日
札幌市豊平区『えぞ一』

店舗情報

店名 えぞ一
電話番号 011-812-3195
住所

札幌市豊平区中の島1条3丁目7-8

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営業時間

10:30~19:00

定休日

日曜日

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