札幌市中央区『たいせつ』

ススキノの外れに安くて美味しい手打ち蕎麦があると聞いて『たいせつ』さんへ初訪問です。
ホームページや食べログに開店時間は11時30分と書かれていましたが、11時20分には暖簾が揚がっていて、入店するとカウンター席にサラリーマンらしき方が三名、店主と歓談していました。

お品書きの蕎麦の種類はそれ程多くはありませんが、小蕎麦が付いた定食類の内容が充実していて、近隣のサラリーマンの胃袋を掴んでいる事が伺えます。
私の注文は「おろし蕎麦」を細切り・田舎蕎麦のあいもりにして、かつ大盛りになっています。

大根おろしを蕎麦ツユに適宜投じて、麺をドップリと浸してから手繰り込みます。
当店の蕎麦ツユは「北海道あるある」で、江戸蕎麦系の「蕎麦の端っこをチョイとツユに付けて」食べる、辛い(塩っぱい)ツユとは真逆のメチャ優しいお味です。これを嫌う「北海道のツユは甘い・薄い」などと語る蕎麦通がおりますが放っておきましょうネ!
細切りはスッキリした味わいで、田舎はゴリっとした歯応え。やっぱり、あいもりは違った蕎麦を楽しめて最高です。大盛りなので完食後に蕎麦湯を頂くと、お腹は満足至極でした。

因みに、当店の「細切りもり蕎麦」は450円、「田舎のもり蕎麦」が550円なんです。私の注文でも850円でしたので、札幌の手打ち蕎麦では最高のコスパでしょうネ。
また、独自で「たいせつ寄席」を開催しているので実に面白いお蕎麦屋さんです。

■皿が大きいので、大盛りにしてもそれ程の量に見えませんが、食べ終わると満腹になります

■大根おろしは大きめの器にタップリ入っています(本音を言えば、辛味大根のおろしがベストなんですが…)

■極太麺は噛み応えを楽しみ、細切りは喉越しを楽しめます(多くのお店で、あいもりをやってくれたら嬉しいのですが…)

■極太麺をツユに沈めて大根おろし・長葱を加えてから、ほんの少しだけワサビを添えて手繰り混みます

■細切りの方は一味唐辛子を振って頂きましたが、こちらには辛味が必要ないですね

■やはり蕎麦の〆はこれを頂かなくてはなりませぬ! 今回はお腹が一杯だったので、お代わりはしておりませんが…

■お蕎麦屋さんで布のオシボリを出すお店は珍しくなりました。夜の居酒屋タイムで出しているからかなぁ…

■私が座った隣の四人掛けテーブル席(これが2卓、座敷の四人掛けが3卓、カウンターには4席あります)

■奥のテーブル席から、座敷とカウンター席側を眺めた所です。厨房では店主が調理をしながら常連さんと歓談していました

■定期的に寄席を開催している様で、終演後には¥1,000円で飲み放題をやっているとか

■蕎麦もお安いですが、数量限定の弁当も小蕎麦付きで550円とは!

■玄関脇に掲げられたお品書き。これを見て、「な、何て安いんだ」と飛び込んで来るお客さんもいる事でしょうネ

■階段を上ると玄関があって、そこで靴を脱いで客席に入るスタイルです(駐車は1台分)

■以前はお寿司屋さんだったのか、階段の上に『郷土料理 鮨處 大節』と書かれた看板が見えます

来店履歴

2019年07月03日
札幌市中央区『たいせつ』

店舗情報

店名 蕎麦屋 たいせつ
電話番号 011-511-8307
住所

札幌市中央区南5条西8丁目6-12

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営業時間

11:30~14:00 17:00~(夜の部は予約制)

定休日

日曜日・祝日

駐車場

店前に1台(お店の並びに有料駐車場あり)

公式アカウント
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