JR札幌駅に隣接するエスタ10階のラーメンテーマパーク『札幌らーめん共和国』は2004年10月のオープンで、現在では八軒のラーメン店が営業していて、道外や海外の観光客の方々にも喜ばれています。
久し振りにここを覗いてから、同じフロアーの『とんかつ玉藤』へ入るつもりでしたが、『みその』の前で炙り豚盛り醤油ラーメンの写真を見て、食欲中枢が鋭く反応してしまい無条件降伏での入店でした。
食欲中枢が鋭く反応したのは、ラーメン名の頭に付帯する”炙り豚盛り”の文字。チャーシューも好いですが、炙った感じの豚バラ肉が大好きなので、大きな看板に写し出されたラーメンとその文字で、いい年をしてやられました。(以前も食べているのに…)
いやはや、このラーメンに入っている炙った豚バラ肉の量が多くて実に嬉しい。20歳若ければ大ライスのオカズにして食べたのに…
テーブルに備え付けのモヤシナムルとニラキムチをラーメンにブチ込みながら、ワシワシ食べ進みましたが、オイリーで香ばしい醤油スープがキムチの辛味でビシッと締まります。ニラキムチ万歳ですわ!
このラーメンの全体量が多くてスープをいつもより残しましたが、『とんかつ玉藤』でカツ丼を食べたと同じくらいにお腹が充分に膨れて大満足でした。
*因みに『みその 本店』は、2011年12月から手稲区前田で営業しています

■大きなドンブリの上には具材が満載でしたが、さらにナムルとニラキムチを載せて頂きました

■炙り豚肉のアップですが、見た目のシットリした感じがそのままで美味しかった!

■中太縮れ麺が黒いスープにまみれて、本来の黄色さを失っています(でも旨い!)

■左手前のナムルと横のニラキムチの蓋を開けて写真を撮りたかったが、隣の人のラーメンが届いて使いそうだったので手が出ず…

■店横の、この写真を見てお店に吸い込まれてしまった(何度も見ているし、入店もしているのに…)

■らーめん共和国の狭くて薄暗い通路は、サラリーマンと国内外の観光客でごった返しています(この時は人が途切れてラッキーでした)
これは、味噌味の炙り豚盛りです。着丼と同時に、写真も撮らずにテーブルにあったモヤシナムルとニラキムチを載せたので、デフォルトのお姿を見せられません。
肝心の炙り豚ですがちょっとドライ食感で、醤油味で食べた時のお肉の方が柔らかで口当たりが良く量が多かった気がしました。
スープは鶏ガラを中心に香味野菜・昆布などをじっくり炊いたもので、味噌スープは「これは間違いなく札幌味噌ラーメンです」と言う仕上がり。当然ながら麺の方も札幌仕様で、低加水の黄色い中太縮れ麺です。
醤油味の方と同様に、モヤシを炒めたラードが滲みたスープにはキムチの辛味が合いますネ。無料だからと言う訳では無く、美味しいので何度もニラキムチを補充すると、テーブル備え付けの器が空になりそうに…

■普段は着丼すると写真を4-5枚撮り、調味料を掛けて2-3枚、麺を引き摺り出して2-3枚。これは、先に色々やっちまっている…

■麺を引っ張り出すと一味唐辛子が散ってしまったので、写真用に更に一味を掛けました

■調理料やらサービス品がずらり(手前からニラキムチ・ナムル・一味・酢・辣油・醤油・ホワイトペッパー・ブラックペッパー)

■看板の、創業が120年を超える最北端の味噌とは、福山醸造「トモエ味噌」と思われます
余談ですが、
飲食店は、お客さんの嗜好・売れ筋・流行りなどを勘案してメニューの改廃・改善・進化をさせなければならないので、常にアンテナを張り巡らせつつ、かつ創作力を磨くと云う大変な職業だと思います。(永きに亘り繁盛させるのは至難の技と努力!)
そんな前振りに少しだけ関連して…『みその 札幌らーめん共和国店』のオープン時(2014年4月)に食べたのですが、今は手稲本店だけの提供になった「しびれ味噌」の復活を願って、そのお姿をオマケに掲載しておきます。

■このシビレ味噌の辛味は手前の紅い香味油で、一味と山椒をブレンドした自家製です(また、この店で復活させて欲しいものです)

■らーめん共和国に出店したての頃に提供していた、シビレ味噌らーめんの看板
来店履歴
- 2018年04月11日
- 札幌市中央区『みその 札幌らーめん共和国店』
店舗情報
店名 | みその 札幌らーめん共和国店 |
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電話番号 | 011-213-2712 |
住所 |
札幌市中央区北5条西2丁目1 エスタ 10F 札幌らーめん共和国 |
営業時間 |
11:00~22:00(L.O 21:45) |
定休日 |
無休 |
公式アカウント |