『ハレル家 』はファイターズ通りの入口にあって、この付近には、手打蕎麦『春のすけ』・『入福』、ラーメン『雨は、優しくNo.2』、カレー『ハルディ』、洋食『味かつ』など美味しい飲食店が揃っています。当店は定番メニューの数が多いのですが、期間限定も数種類ずつ提供するので、何を食べるか考えるのが楽しみなお店です。
●期間限定 浅利そば
清湯スープと浅利ダシを合わせた塩味のラーメンです。具材は、大きめの肩ロースチャーシュー・浅利・メンマ・味玉・万能ネギで、別添えのレンゲにはオリーブオイルと揚げニンニクチップです。
食べ始めはアッサリラーメンですが、レンゲのオリーブオイルとニンニクチップをスープへ足して行くと、コクと香ばしさが加わって、この味変で食が進みます。
麺は当店の定番、白っぽくてツルンとしたストレート中細麺で、このタイプは硬茹でがお薦めです。

■浅利のダシが効いたあっさりスープへオリーブオイルを垂らすと、少し洋風な感じになり個人的には好みです

■麺のリフトアップですが、片手でピント制御しようとすると、何故かボケます(これはまぁまぁ…)

■この時は「焼豚おにぎり」があったのですが、食べた事はありません。ブラックペッパーんミルの奥に期間限定ラーメンのご案内が見えます

■左側のゆずの粉末を使おうと思っていたのですが、ブラックペッパーを使っている内に忘れてしまった…
●期間限定 冷たい煮干中華そば
6月に入るとやっと札幌も暖かくなって来て、この頃から各ラーメン店では冷やし麺が食べら れる様になります。
これは夏限定「煮干中華そば」で鶏清湯と煮干しダシを合わせて、スッキリした醤油ダレで仕上げた冷たいラーメンです。冷たいスープのラーメンは、冷やし中華の様な濃いタレで混ぜ込むタイプよりも味わいが単調なので飽き易くなります。
このラーメンは、鶏ムネ肉チャーシューを始め、味玉・モヤシ・メンマ・白髪ネギ・カイワレ大根・糸唐辛子・万能ネギ・キクラゲ・胡麻と具材がたくさんあるので、麺と合わせながら楽しく頂けますし、ブラックペッパーをミルでゴリゴリ挽いて掛ければ”飽き”とは無縁となります。

■ブラックペッパーをガリガリ挽いて、単調になりがちな冷たいスープへ”喝”を入れました

■加水が高めのプリプリ中細麺は、最後までその食感を保っていました

■夏になると冷たいラーメンが登場しますが、これは冷たい煮干しスープの中華そばでした

■この時は、「煮干しまぜ麺」と「豚つけそばの限定メニューもありました」
●期間限定 秋刀魚そば
当店の調理人の方々は和食系の出と聞いていて、ゴテゴテっとした脂ぎったメニューは全く無く、色々な食材を工夫して様々なラーメンを提供してくれます。
この「秋刀魚そば」は秋刀魚の煮干と焼き上げた秋刀魚でスープが作られていて、澄んだ醤油味スープは優しい旨味があって、煮干しには鰯系・鯵・秋刀魚・アゴなど様々ですが、このスープは秀逸でした。
具材に、秋刀魚のつみれと秋刀魚そのものが入っていたのにはビックリ。でも、魚臭さは全く無く、美味しく頂きました。(麺は定番の中細ストレート)

■クリアなスープに浮んが秋刀魚のつみれと焼き秋刀魚。そこへすだちを搾ると好い香りが立ちます

■この秋刀魚からは魚特有の匂いは一切せずに、ひたすら美味しかったとしか言い様がありません

■秋刀魚側の説明書きを見て、「旨味を閉じ込めて焼き上げた秋刀魚をベースに…」の文言にビックリです(焼いた秋刀魚をどう使ったのか…)

■この当時の定番メニューですが、現在は青森シャモロックなどのラーメンが増えています
●カレーラーメン 月一回のワンコインデー
『ハレル家 』の500円ラーメン:ワンコインデーだった時の「カレーラーメン」です。(この頃は確か月一回)
スープは鶏清湯と煮干しを使っていて、トロトロっとしたカレースープは和風仕込みなのでスパイス感は強くはありませんが風味が良い仕上がりです。麺が当店では珍しい平打ちの縮れ太麺で、やはりカレーには太い麺が合います!
具材は鶏ムネ肉チャーシュー・シメジ・人参・馬鈴薯・松山あげ・茹卵など沢山の具材が入って500円とは!
〆はメニューにあったダンクライス50円(小ライスの半分)を残りのカレースープへダンクしてフィニッシュです。

■当然ながら〆用のダンクライス(カレースープにへドボン)を付けたワンコインのカレーラーメン

■当店では珍しい平打ち縮れ麺がカレースープにはバッチリの相性。そう言えば奥の方に見えている白っぽいのは、札幌では珍しい”松山あげ”でした

■この日はワンコイン500円のカレーラーメンのみの提供でした

■入口のドアガラスに”本日はフェアー商品のみ…”と貼り出されていて、その下には私が写り込んでしまってる…
●定番 濃厚煮干し醤油ラーメン
これは定番メニューの「濃厚煮干し醤油」で、鶏白湯と煮干し出汁を合わせた結果スープの色が深い茶色。粘度も結構あって、濃厚で滋味深い飲み応えがあるスープです。
低温調理の肩ロースチャーシューが大きくて嬉しい。その他は半分の味玉・多目の長ネギ・穂先メンマ・麩・板海苔でした。
この濃醇なスープには小ライスを付けた方が後悔しないと思います。(〆でライスをスープへドボンが大正解なんですが、私は忘れてしまった…)

■トロミを感じる濃い茶色のスープは、濃厚なのでブラックペッパーをふんだんに挽き入れております

■定番の麺が使われていましたが、加水低目の麺でも合うと思われます。なお、チャーシューにへばりついたオレンジ色のものは柚子皮です

■テーブルの調味料群ですが、私が頻繁に使うのは右端のブラックペッパーホールで、ガリガリガリとたくさん挽き入れるのが私流です

■定番のメニューが10月1日から変わるとの告知。濃厚煮干し醤油の案内も見えます
●期間限定 牛骨辛旨拉麺
“期間限定”と言う文字になびいてしまうのは仕方ないのですが、この時は三種類もあって目移りしましたが、珍しい牛骨スープの「牛骨辛旨拉麺」を注文です。しかし、落ち着いてからメニューを見ると「ちゃわんカレー(小)と中華そば」の方が良かったと後悔の念がチラ付きました…
このスープ、ちょっと甘い。ベースは醤油でコチュジャンの辛味に少量の砂糖を加えた韓国風の味付けに仕上がっています。
何度かスープを飲む内に、その甘さと辛さのバランスに舌が慣れ来ます。甘辛の牛骨スープに合わせた麺は定番の中細ストレート麺ですが、これには冷麺のようなシコシコ感が強いもので食べて見たい。

■赤いスープは辛いだけじゃなくて、”甘い”のです。一口目は「あれっ」と驚きの声を出すでしょう

■この麺よりも冷麺の様な歯応えのものを使うと、如何にも韓国風となるのですが…

■L字型カウンターの長い方と見渡した所で、右側に唯一の三人掛けテーブルが見えます(因みにカウンターは14席と非常に長い…)

■期間限定が三種類あると、しばし迷ってしまいますが、牛骨と言う文字にやられました…

■お店の横と裏側が10台分の駐車場です(12月なので駐車場に雪が見えます)
●期間限定 海老味噌
久々の『ハレル家』で「海老味噌」を頂きました。定番メニューが多い上に期間限定も数種類ありましたが、味噌味が未食だったので「まろ味噌」と二者択一となり、結果、”春限定”と”海老”と言う文字になびきました…
鶏白湯を使ったトロミがあるスープを一口啜ると、”えび・エビ・蝦、海老フレーバー”の襲来です。立て続けにレンゲで5~6回飲んで、口中を海老の香りで充満させて楽しみました。(海老ミソ特製タレと海老油が良く効いています)
いつもの断面が四角くいパツンパツン系のストレート中細麺を手繰ると、小さい干し海老が絡んで来て、スープとはまた違った海老の味わいを感じられます。
具材は、味玉半分・白髪ネギ・水菜・干し海老・万能ネギ・サイコロチャーシュー・キクラゲ・穂先メンマで充分な量があり、小ライスを付けなくても満足でした。
しかし、『ハレル家』の創意工夫に満ちた期間限定メニューからは目が離せませんネ。

■海老味噌は色んな具材が賑々しくトッピングされています(右側にはこの限定ラーメンのご案内)

■味噌ラーメンには七味をたっぷりと掛け回さなければ、気が済まないのは何故なのか….でも、麺は縮れた中太麺が合うと思うのですが…

■後客はこちらの限定を注文する人が多かった

■この背脂入りの煮干中華も唆ますね〜(クセになるとも書かれているし…)

■二日酔いの日だったら絶対に「台湾ラーメン」を注文した筈です

2018年5月時点の定番メニューです(たくさんあるので、半分は未食)

■店前は三車線の一方通行で、私が帰宅する時はこの道を写真奥方向へず〜っと行きます
来店履歴
- 2018年06月01日
- 札幌市中央区『ハレル家 』
店舗情報
店名 | 麺や ハレル家 |
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電話番号 | 011-776-6216 |
住所 |
札幌市東区北7条東3丁目2-3 |
営業時間 |
[月~金] 11:00~15:30 17:00~20:00 [土・日・祝] 11:00~20:00 |
定休日 |
年中無休 |
公式アカウント |