札幌市中央区『玄鳥／げんちょう』

散々飲んだ後はスンナリとタクシーに乗れば良いのですが、いつの間にかラーメン店のカウンターに座ってる事が多いんです…
この夜は、『玄鳥』まで辿り着くと、女性ばかりがカウンター席を陣取っている模様がガラス窓越しに確認できました。入店を躊躇して踵を返そうとすると、2名様が席を立ったので、思い直して暖簾を潜ったのが0時40分。

券売機を見ると”イチオシ”との張り紙が「焼煮干し醤油ラーメン」のボタンにあったので、速攻で味玉と共に購入。(限定・特製・オススメなどの甘言ワードに頗る弱いんです…)
ドンブリからは煮干しの好い香りがして、酔っ払いの食欲中枢を刺激して来ます。(煮干しが強過ぎなく、旨味が良く出ています)
ツルツルっとしたストレート中太麺が好い具合の茹で上がり。(ウンウン、これは旨いわ)
そして、皮付きチャーシューが秀逸で、これをアテにビールをグビッとやりたい所ですが、アルコールをこれ以上入れると、「〆はアイラ島のスコッチじゃぁ」ともう一軒行ってしまいそうなので自重しました。(自重の自覚は曖昧…)

流石にスープは半分残して退店したのですが、「何処かで食べたラーメンに似たお味で美味かったなぁ…さて、何処だっけ」と気になりながらタクシーでご帰還。
翌日、あの味は姉妹店である『ツバメ』の「肉煮干し中華そば 正油」に似ていたんだと判明して、モヤモヤが解消できました。(因みに玄鳥は、つばめの異名)