札幌市北区『北山龍/ほくざんりゅう』

1998年創業の『北山龍』はラーメン店では珍しい女性店主で、私が訪問した時はお一人で営業していました。
この時は、そのお品書きからして唆られる「ブラックソルトラーメン」か「ジンジャーソルトラーメン」か迷いましたが、このお店にしかないと思われる、黒いスープの塩ラーメンを明示している「ブラックソルトラーメン」に味玉を追加して注文です。

他店より一回り大きい感じがするドンブリには、醤油ラーメンの様なスープがたっぷり注がれています。(元スープは、豚骨白湯に鶏ガラや魚介節を加えた濃厚な仕上がりです)
一口啜るとまごう事なきちゃんとした塩味スープで、円やかでしっかりしたコクがあります。これはチベット海底岩塩に酵母を焙煎したものを加えて出していると、テーブルの案内に書かれていました。(兎に角、素材に拘りがある様です)
視覚的には醤油ラーメンで、味覚(味蕾)は塩味を感じるので脳ミソが混乱しますが、旨いのでどっちでも良いのです…
麺は旭川市の『加藤製麺』のもので、あちらこちらの旭川ラーメン店で使われている加水が低めの中細縮れ麺、これも美味かった！
ですから箸が止まらなくて、スープまで完飲すると罪悪感に苛まれるので、レンゲ一掬いだけ残して美味しくご馳走様です。

■皿に載った大きなドンブリで出て来た「ブラックソルトラーメン」は、醤油味のスープの様です

■旨味がしっかりしたスープに浮かぶ旭川仕様の中細麺、これが旨い！

■当店がオススメしている三種類のラーメンは、チベット海底岩塩に拘って作られています

■見難いですが調味料群は、ニンニク・一味唐辛子・ミックスペッパーミル・ブラックペッパー・ホワイトペッパーでした

■長いカウンター(10席)にお客さんがいたので、こんな角度でした撮れませんでした…

■店名の『北山龍』は”ほくざんりゅう”と読む事が、この暖簾で判明しました…

■道路向かいにある有料駐車場に駐めて、そこから撮った一枚(お隣はスープカレー店)