開店時間の11時30分ちょっと前に『此花』の駐車場へ到着すると、既に二台駐車していて、暖簾も揚がっていました。(以前も、11時20分頃に暖簾が揚がっていた事がありました)
お品書きを見て「梅おろし」に目が行くも9月迄の提供。それでは、温かい「かも南蛮」にするか、冷たい麺の「かもせいろ」を採るか逡巡するも、やはり寒い冬は「かも南蛮」に軍配が上がりました。
鴨の脂が薄っすらと浮いたツユを木製レンゲで3-4回飲んでから、「鴨南蛮」には定番の山椒を振り入れましたが、個人的には山椒が入った七味唐辛子の方が好みです。(実は、七味唐辛子がお品書きが載っている棚にあったのに…)
粗挽き粉が混ざった中太麺は、炙った鴨の旨味が溶け込んだツユを吸って実に好いお味に。焦げ目が付いた輪切りの長ネギも旨い。そして、旨いものは直ぐに無くなってしまう…
〆には別誂えのトロリとした蕎麦湯を湯呑みらしきへ注いで一杯、ツユを蕎麦湯で割って二杯頂くと、丁度良い腹具合になりました。
夫婦だけでの営業なのでお品書きは少数精鋭に絞っていますが、ミニ天丼と蕎麦の「此花セット」は是非復活して欲しいメニューです!

■鴨を焼いた時の脂が熱い汁にプツプツと浮いていいて、これが旨さを倍増させています

■鴨の薄切りが四枚と長ネギの筒切り、そして三つ葉だけのシンプルな出で立ちですが、これがナマラ旨い!

■粗挽き粉が混ざった中太麺に、山椒を少し振ってから頂きます(七味唐辛子をかければ良かった…)

■長ネギの緑の部分よりも、白い筒切りの方が好みです。鴨肉はちょっと薄めですね…

■当店の蕎麦湯は茹で汁では無く、別に誂えたトロトロの仕様です(ツユをこれで割ると、とても旨い!)

■お品書きの続きには蕎麦が絵で描かれていて、これが非常に味があります(左がカレー南蛮、右がかも南蛮です)

■5席あるカウンター席の壁の向こう側が調理場になっています(この他、四人掛けテーブル2卓、二人掛けテーブル1卓があります)

■入口の引き戸を開けると、このお断りが目に入ります(夫婦二人だけの営業なので、理解しましょうネ!)

■入口までの和式のアプローチがセンスを感じます(右側が四台分の駐車場になっています)

■『此花』は定山渓に向かう石山通沿いにありますが、入口が道路に面していないので分かり難いかも…
来店履歴
- 2020年01月26日
- 札幌市南区『此花』(6回目の投稿)
- 2019年03月02日
- 札幌市南区『此花』(5回目の投稿)
- 2018年12月25日
- 札幌市南区『此花』(4回目の投稿)
- 2018年12月03日
- 札幌市南区『此花』(3回目の投稿)
- 2017年06月22日
- 札幌市南区『此花/このはな』
店舗情報
店名 | 蕎麦屋 此花 |
---|---|
電話番号 | 011-595-5588 |
住所 |
札幌市南区藤野2条10丁目1-16 |
営業時間 |
11:30~15:00 (蕎麦が売り切れ次第終了) |
定休日 |
水曜日、第1・第3・第5木曜(祝日の場合は翌日) |
公式アカウント |