札幌市南区『此花』(4回目の投稿)

手打蕎麦の名店『此花』で寒い時期だけ提供される「カレー南蛮」が狙いで11時20分に駐車場へ到着すると、開店時間前にも関わらず暖簾が揚がっていました。以前もそうでしたが、ちょっと早目に来店したお客さんへの心遣いなのでしょうね。

テーブル席へ着席して即座に「カレー南蛮で」と注文。(もし、ライスがあれば絶対に注文したのですが…)
配膳されたドンブリを眺めて、思わず「お~、以前は天カスが入っていたのに、焼いたお揚げさんになってるわ」と同行者に告げましたが、「ほぉ~、そうなんだぁ」とナマ返事。(同行者は当店の一番人気「しいたけせいろ」にしか興味がなく、それしか注文しません…)
「カレー南蛮」の具材は、柔らかい鶏モモ肉とシャキッと感が残った長葱がメイン。
これに加えて、綺麗に焼き色が付いた三角の薄揚げ。サクッとしていて旨い。二枚目は食べ進む内にカレー汁に浸ってフニャっとするも、カレー汁が滲みてこれもグッド。
特筆は、何と言っても蕎麦出汁とカレーが融合したナマラ旨いカレー汁です。蕎麦を引っ張り出して手繰り込んでからの熱々カレー汁をレンゲで啜る。いやぁ~、ずっと続けたいですわ、この作業!
しかし、返す返すも残念なのがライスがあれば残り汁にドボンだったのですが…〆にカレー汁をトロトロの蕎麦湯で伸ばして、お決まりの様に二杯飲んでお会計です。

■窓から弱い日差しが入り込んで来て、カレー汁がグラデーションになっている(左側の濃い色の方が旨そうに見えます)
■焼き色が綺麗に付いた三角のお揚げさんを、カレー南蛮に使うお店は実に珍しい…
■鶏モモ肉はプリッとしていて、緑のネギはシャッキリ感があり、理想の組み合わせでした
■粗挽粉が混ざった中太麺のリフトアップ(麺の量は手打蕎麦店ではちょっとだけ多目)
■蕎麦湯専用の湯呑みへカレー汁をレンゲで二杯入れてから、トロッとした蕎麦湯で割ります
■こちらの温かい蕎麦のお品書きも少な目で、季節限定の「カレー南蛮」を外すと、僅か5品です
■今回頂いた「カレー南蛮」のイラストメニュー(絵の上手な方に描いてもらったとの事です)
■こちらは冷たい蕎麦のお品書きで、季節限定の「梅おろし」を除くと、僅か4品しかありません(少数精鋭!)
■そば茶の向こう側に、テーブル席用の七味唐辛子と一味唐辛子が並んでいます
■一番乗りで入店したので、お店の端から撮ることが出来ました(右手がテーブル席、左手がカウンター席で、全15席)
■いつも綺麗にしている小さな庭の木々は、既に冬囲いがされていました
■12月下旬でも、未だこれくらいの積雪なので、この店の直ぐ近くの藤野スキー場が心配です…

来店履歴

2020年01月26日
札幌市南区『此花』(6回目の投稿)
2019年03月02日
札幌市南区『此花』(5回目の投稿)
2018年12月25日
札幌市南区『此花』(4回目の投稿)
2018年12月03日
札幌市南区『此花』(3回目の投稿)
2017年06月22日
札幌市南区『此花/このはな』

店舗情報

店名 蕎麦屋 此花
電話番号 011-595-5588
住所

札幌市南区藤野2条10丁目1-16

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営業時間

11:30~15:00 (蕎麦が売り切れ次第終了)

定休日

水曜日、第1・第3・第5木曜(祝日の場合は翌日)

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