札幌市厚別区『空のかおり』

今回の新店訪問で、ナビから「~案内を終了します」との音声が流れてもお店が目視できなかったので、車を降りて周りを確認すると「そば」の幟が見えて一安心。ここ厚別東の住宅街のど真ん中にある『空のかおり』は見つけ難い…
普通の住宅の玄関を入ると、一階の部屋のドアと階段が視界に入る。さて、どっち側か分からないので「済みませ~ん」と声を掛けると、階段を登って下さいとの事。おお~、二階はぶち抜きになっているので、かなり広くて明るい感じがします。

揚げそばとお冷が共された時に、店主から「蕎麦屋としては、まだ始めたばかりなのでメニューは無く、オススメのみとです」と聞き、これには頷くしかありません。

いやはや、配膳された内容を見てビックリ。十割の細切と外二の田舎のあいもりの量がたっぷりで、山盛りのサラダ、小さな茶碗蒸し、お蕎麦やさんでは珍しい先付け三種盛りまであって、お盆の中は満員御礼の状態。
蕎麦は十割・外二ともキッチリと打たれていて、熟れたかえしを使った蕎麦ツユ(から汁)と良くマッチしていました。なお、そば粉は弟子屈町での生産が多い「キタマシュウ」と聞きました。
蕎麦好きなのでオカズは後回しにしておいて、チュルチュルズルズルと麺を食べ切り、パリパリっとした揚げ人参と牛蒡が入ったサラダと筍入りの茶碗蒸し、そしてを先付けの皿を食べ終わると結構な満腹状態でした。
さて、蕎麦湯で〆ようとゆっくり飲んでいると、何と自家製のシフォンケーキと炭焼き風味のコーヒーまで登場して、思わず「えぇっ」と声を出す始末。

お会計で「700円です」と店主に言われた時、思わず「それは安過ぎですわ」と返すと、「まだ蕎麦を初めて間もないので、見栄を張って出しています」とニッコリ。
いやはや、今後は品数も増やす予定との事ですが、この大サービスの蕎麦は兎に角コスパが凄かった!

■大きいお膳には、蕎麦やおかず類が所狭しと載っています(今の所は、これしかメニューが無いそうです)
■手前が太目の外二で打った田舎蕎麦で、向こう側が十割で打った細麺(どちらも、キタマシュウの粉を使っているとの事)
■先付け皿は、蕎麦豆腐・昆布と大豆の煮物・人参と長芋のゴマよごし。茶碗蒸しは、筍とトウキビ入り。サラダは、揚げた人参・大根と胡瓜などの生野菜にドレッシングが掛かっています(サービスし過ぎ…)
■やや太目の田舎蕎麦には、ちょいと山葵とネギを載せて、ズルズルッと一息で手繰り込みました。うん、美味い!
■細切りの十割蕎麦には、大根おろしのみを載せてズルリ。(贅沢を言えば、辛味大根があれば2倍は美味くなった筈ですが…)
■蕎麦湯は茹で汁を使っている様で、わざわざ蕎麦湯専用の蕎麦猪口を出してくれる、優しいサービス!
■テーブル席に着席すると、直ぐにお冷と揚げそばが供されました(サービスの始まり…)
■やや温めでしたが炭焼き風味のコーヒーと、ここの女将が作ったであろう自家製のシフォンケーキが、最後に登場してビックリ!(嬉しいけど、サービス過剰でしょうね…)
■二階をリフォームしてぶち抜きになっているので、かなりのスーペースがあり、全体が明るくて居心地が良いです(テーブル席は20席あります)
■カウンターにも6席あって、その奥側は厨房になっています(右上に見えるのは液晶TV)
■玄関前にあった看板には、定休日や予定と期間限定メニューについての案内がありました
■厚別東界隈の住宅街のど真ん中で、水色の「そば」の幟が見えたら『空のかおり』へ無事到着です(駐車場は、写真の右側に二台分)


来店履歴

2022年04月13日
札幌市厚別区『空のかおり』(4回目の投稿)
2022年01月05日
札幌市厚別区『空のかおり』(3回目の投稿)
2020年09月27日
札幌市厚別区『空のかおり』(2回目の投稿)
2019年05月22日
札幌市厚別区『空のかおり』

店舗情報

店名 そば屋酒 空のかおり
電話番号 011-898-5215
住所

札幌市厚別区厚別東4条6丁目3-1

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営業時間

11:30~20:00

定休日

火曜日

駐車場

店横2台(小型車なら店前に1台程度)

公式アカウント
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