平岸『富樫政雄商店』で花かつお・あご煮干し・出汁昆布を買い付けてから中の島方面を走っていると、看板に”島のらーめん”と書かれた文字がチラッと目に入ったので、方向転換をして確認すると、これが『いちまく』でした。このお店はネット上で拝見した事があるので、14時過ぎのちょっと遅い昼食を摂りに入店しました。
メニューを見ると鶏ガラ・豚骨・羊骨と三種類のスープがあるので、どのラーメンにするのか皆さん迷うでしょうね。私の注文は、特製豚骨味噌に味玉と野菜増し。味噌ラーメンにはデフォルトでモヤシ・タマネギなどの炒め野菜が入るので、野菜増しにすると「野菜ラーメン」そのものの様相を呈しています。
味噌スープは村中系の様なラードたっぷりの濃厚タイプでは無くて、サラッとした軽い飲み口タイプ。一味唐辛子をたくさん振り入れているので食がズンズンと進んで、たっぷり目の炒め野菜と他店より多目の麺を完食した時はかなりな腹パンに!
注文時にお店のオネーさんから言われた、「ランチタイムはライス無料ですが、如何ですか?」とのお薦めに乗らなくて、ホント良かった…
『いちまく』の看板には”島のらーめん”と書かれているので、「沖縄そば”が食べられるのでは」と勘違いされそうですが、お店がある「中の島」と言う住所名をもじっている様です。
メニューを確認すると以前より品数が増えていて、鶏ガラスープ使用の「鰯いしる」が気になったので、これと味玉を注文です。しかし、日本三大魚醤と言われている「能登:いしる・秋田:しょっつる・香川:いかなご醤油」の一つを使うとは、中々侮れません…
着丼したラーメンのお顔を見ると、何の変哲も無い中華そばの様相。スープを啜るとスッキリ&アッサリ味の中に「鰯いしる」らしきコクがあり、韓国の魚醤:멸치액젓と似ている気がします。(韓国産、鰯の魚醤はキムチ鍋やキムチ作りには欠かせません)
このスープに合わせたのは、札幌系よりやや細目でプリプリ感も強い縮れ麺。チュルチュルッと軽やかに喉を滑って行くので、じっくり味を楽しむ間も無く完食しました。
なお、ドンブリの淵を見ると「一幕」の文字が書かれていて、以前は漢字表記の店名で営業していた事が判明しました。
来店履歴
- 2018年05月10日
- 札幌市豊平区『いちまく』
店舗情報
店名 | いちまく |
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電話番号 | 011-842-4520 |
住所 |
札幌市豊平区中の島1条1丁目2-14 第15松井ビル 1F |
営業時間 |
11:30~21:00(L.O 20:30) |
定休日 |
月曜日 |
公式アカウント |