札幌市内の観光名所である羊ヶ丘展望台の入口の大きなビル一階に、ラーメン繁盛店『常/JOE』があります。この夏の時季は、地元民だけでは無く観光客も入店するのでお昼時は大混雑です。この時は雨降る肌寒い日でしたが、12時20分入店で、店内の待ち客が10人ほど、帰りも同じくらいのお客さんがお待ちでした。(8月中旬で最高気温が18.5度とは…)
券売機を見ると、前回訪問の2015年12月よりも品数が増えていて、さらにイベント参加者用(らの道)のメニューもあって、常に新しいラーメンの創出している様です。
さて、今回は肌寒い日でしたので辛い味噌味の「赤こぶし」に食指が動いたものの、過去に味噌味は経験しているので、前回券売機には無かった「怒豚骨」に味玉とネギの券を購入。お店の”良く声が通るオバちゃん”へ食券を渡す時に「マー油と背脂追加で」と付け加えました。当店では無料で味の変化が選択できて、ピリ辛・コラニボ・煮干油・ガゴメ昆布・炙り魚粉・鶏油・えび油・マー油・背脂などの調味量の追加や、鶏スープと豚スープの選択・焦がし醤油・生姜を効かせた清湯・焼き味噌仕立てとスープそのものへの調整が可能です。
ドンブリを見ると、以前のネギ増しよりも量が多くて、味玉以外は万能ネギに隠れてしまっています。隠れている具材は、トロトロのチャーシュー二枚・メンマ・キクラゲで、折角追加したマー油と背脂も大量のネギのお陰で判別し難い状況になっています。
「怒豚骨」と言う名前のラーメンですから、十分に煮出された濃厚な白濁スープで、やや塩分が強い仕上がりです。
これに合わせた麺は、博多ラーメンを意識しているのかストレート細麺。しかし、博多ラーメンよりも加水が多目なのかパツンパツンした食感で、これはこれで面白い。この麺が無くなりかけた頃には、マー油のお陰で丼の縁は煙突の煤が纏わり付いた様な様相で、スープも墨色に近い状態になっています。見映えは悪いですが、豚骨ラーメンにはマー油があった方が味的には良かったです。
来店履歴
- 2021年08月18日
- 札幌市豊平区『常:JOE』(3回目の投稿)
- 2018年08月18日
- 札幌市豊平区『常:JOE』(2回目の投稿)
店舗情報
店名 | 常:JOE |
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電話番号 | 011-854-1052 |
住所 |
札幌市豊平区福住3条10丁目3-2 |
営業時間 |
11:00~20:00 |
定休日 |
火曜日(祝祭日は翌平日) |
公式アカウント |