札幌市豊平区『飛燕/ひえん』

中の島通の奥側に『飛燕』がオープンした時に、ラーメン店を営業するには地の利がないと感じましたが、美味しいラーメンを提供する事でマイナス要素を覆してお客さんが押しかける繁盛店になっています。(2号店の『ツバメ』も人気があります)
食べたメニューがたくさんあるので、足早に紹介させて頂きます。

これは、このポスト時(2018年4月)には提供されていない「海老味噌ラーメン」で、味玉と万能ネギを追加しています。
味噌味のスープには海老油が浮いて海老フレークもチャーシューの横に盛られています。ややトロミがあるスープを一口啜ると「えび、エビ、海老~」と叫びたくなる海老感が満載。味噌味だった事を忘れるほど、海老味が勝っていますね。
チャーシューはバラ肉の渦巻き型で、トロトロっとして美味しい。(最近はこのタイプでは無いチャーシューになっていますが…)
麺は全粒粉が混じった中細ストレートで、実に味を感じる好い麺です。(加えて、茹で加減も最高でした)

■暫くの間メニューから消えている「海老味噌ラーメン」、是非とも復活して欲しい!

■スープは海老感が溢れていて、このストレート中細麺が良く合っています

■味玉の外観は真っ白で黄身がトロリ、実に美味しい!(塩ダレに漬けている様ですが、その味付けを教えて欲しい…)

■これはオープンして1年半経った頃のメニューです(この時は未だ飛塩の名が無い)

鶏白湯の塩味ラーメン、その名も「飛塩」と言う店名をもじった様な名称ですが、スープの色はやや茶色掛かっており、表面には油がたっぷり浮いて結構オイリー。スープの味は一般的な塩ラーメンとは真逆のコッテリとした、ひたすら旨味が強いスープです。それは多目の万能ネギや炙ったチャーシューの下に隠れている、ラードで炒めたモヤシ・タマネギ・挽肉の旨味が加わっているからでしょうか。
断面が四角いストレート麺は、表面はツルッとして滑らかで、プリモチの食感も好いですし、何と言っても小麦粉が良いのでしょうね。

■ぱっと見、何味のラーメンか分からない「飛塩」は、実に旨味溢れるラーメンです

■カウンター席の調味料群は一味唐辛子・ガーリックパウダー・ブラックペッパーでした

■店主直筆の飛燕のラーメンの拘り(鶏+煮干を9時間かけて取るスープが旨い!)

■開店直後に到着すると、既に3名様が冬空の下でお待ち(店内にも待ち客もいるので、パスしたかった…)

これは「魚介鶏塩白湯ラーメン」で、一目見て旨そう。具材は、赤い糸切り唐辛子・万能ネギ(増し)・千切りタマネギ・板海苔・メンマ・豚と鶏チャーシュー・味玉(追加)と結構華やかです。
魚介と鶏白湯を合わせたスープは、濃厚と言うよりは旨味がガッツリ出ていて、飲み干してしまわなければ勿体無いスープ。そのガッツリ出ている旨味の一翼を担う魚介は、鰹節・海老・帆立が使われていて、味わい深く仕上がっていました。
ちょっと白っぽい感じの中細ストレート麺は、非常に滑らかでツルンツルンと食感が良かったですネ。
特に豚と鶏の二種類のチャーシューは味付けが良く、柔らかくて私好みでした。

■「魚介鶏塩白湯」はメニュー先頭に書かれて、当店一番人気の印が付いています

■中細ストレート麺が浮かぶスープの量が少ないですね…(まだスープを飲んでいないのですが、水位が低い…)

■何度食べても、いつも旨いと唸る味玉ですが、これをお持ち帰りで売って欲しい…(玉子好きは切に願っております)

これは、「魚介鶏塩白湯ラーメン」と同じスープを使っていると思われる「濃厚醤油ラーメン」です。両方とも同じドンブリなので見た目で判別が付き難いですが、こちらには刻んだキクラゲが載っています。
ここのラーメンは、どのスープも旨味の調和が良くて、変な言い方ですが「飲み過ぎ注意」です。スープのコクが豊かな所為なのか、醤油ラーメンを食べている感じよりも、ただ単に「旨いラーメン食ってるぞ~」と言う感じでした。
パツパツ系の細麺は茹で方がバッチリでこのスープに良く合っていました。

■「濃厚醤油」と「魚介鶏塩白湯」の違いはキクラゲが載って、ちょっとだけスープの色が濃いところ

■パツパツ系の細麺を箸でスープから出すと、何とスープが見えなくなった(スープが少ないんです…)

■これは2人掛けテーブル席の調味料群ですね

■夕方に入店した時で、奥の2人掛けテーブル席からカウンター席側をパチリ

これは、「かつお醤油らーめん」にネギと味玉を追加したのですが、出て来たラーメンはスープが見えない程に万能ネギが覆っていて、「ここのネギ増しって、こんなに多くなったんだぁ…」とビックリ。
スープはラーメンのネーミング通り鰹出汁がメチャ効いていて、満載のネギ越しでも鰹節の良い香りが食欲中枢を刺激します。
スープが旨いので麺をズルズル啜り、直ぐにスープをゴクゴクしていたら、麺より先にスープが無くなると言う、大失態を犯しそうでした。恐るべし『飛燕』の飲ませるスープ!(もっとスープを多くしてぇ〜)

もう一つの「かつお醤油らーめん」は2013年のもので、チャーシューとスープの濃さの感じが違いますね。でも、どっちも旨い!

■『山嵐』のねぎだくを彷彿とさせるネギ増しは、いつもより多過ぎ(この時だけだったのか…)

■このストレート細麺の量は適量なのですが、スープが少な目なので先にスープが無くなりそうに…

■以前の「かつお醤油ラーメン」は、スープが濃厚で鰹節の旨味がスープに浮いています

■当店のオススメは「我流札幌ラーメン 飛塩」ですが、本名は随分と長い名前になんですね

■テーブル席の調味料群ですが、この時あたりから一味唐辛子が瓶からS&B缶に変わっていました

これは限定の「旨辛麻婆ラーメン」で、味玉を追加したのですが何故か別皿で提供されました。(何でだ?…)
ラー油で覆われたスープ上には、微塵に切った大量の長ネギ・ニラ・パクチーが浮いて、ど真ん中には辛い味付けをしたミンチがドッカリと載っています。
このピリ辛スープと微塵切りの野菜・ミンチをレンゲで啜り込むと、旨くて止められません。(辛味と旨味の合わせ技)
麺は『ツバメ』の中華そばで使っている中太麺と言う事ですが、ツルンツルンして喉越しが非常に宜しかったです。

できればまた、この限定メニューをやって頂きたい!

■刻んだ野菜とミンチが中太麺に絡んで来てマジ旨です(味玉が別盛りなのは、ラーメンに載せると見映えが良くないからか?…)

■味玉を浮かべましたが、このラーメンにはチョット似合わないかも…でも、中太麺は旨かった!

■駐車場は店横2台と、赤い矢印の箇所に2台分あります(入り口が狭いので見逃さない様に…)

来店履歴

2019年08月27日
札幌市豊平区『飛燕/ひえん』(2回目の投稿)
2018年04月26日
札幌市豊平区『飛燕/ひえん』

店舗情報

店名 我流麺舞 飛燕 /がりゅうめんぶ ひえん
電話番号 011-842-5262
住所

札幌市豊平区中の島1条9丁目4-14

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営業時間

11:00〜20:00(150食売り切った時点で閉店)

定休日

木曜日

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