江別市『雪月花』

冷たい雨がそぼ降る寒い中を一時間掛けて、初訪問の江別市『雪月花』へ到着です。(江別市の繁華街を抜けてさらに石狩川を渡ったので、かなり遠く感じました) 既にお昼時が済んだ頃合いでしたので先客は一組だけでした。

注文は事前に決めていたのですが、お品書きには「休止中」の張紙でお目当の「月セット」が見えません。「月セット」は蕎麦とミニ豚丼のセットで、豚丼に温泉玉子が載った美味そうな写真をネットで見て、これに決めていたので実に残念…（えび天丼の「雪」、鶏天丼の「花」のセットもありましたが、豚丼が食べたかった…)

気を取り直してお品書きを眺めると、これも良く注文する「豚ごぼうせいろ」があったので、大盛りでお願いしました。
濛々と湯気が上がったつけ汁と、新蕎麦だからなのか、少し緑がかった中細麺が実に美味そう。熱々のツユの中は豚バラ肉、かなり細く切られた牛蒡のささがきと同じ形の長ネギが入っています。(個人的には、牛蒡はもっと大振りなのが好きです)
蕎麦を出汁が効いたつけ汁へどっぷりと浸して蕎麦粉の香りを楽しみながら食べ進んでいる内に、ふと思い出した。こう言う冷たい蕎麦と熱いつけ汁の時は、予め「申し訳ありませんが、もり汁も少し貰えますか」のお願いを失念…
蕎麦の量がかなり少なくなっていたのでもり汁は諦めて、何もつけずに啜って見ると、これがツルンとして実に喉越しが良い！ やはり、もり汁でも食べたかった…

■配膳された時、つけ汁から立ち上る濛々とした湯気にビックリ(写真が撮り難い)

■湯気がまだ治らないつけ汁へ一味唐辛子をたくさん振り入れてから頂きました

■豚バラの薄切りが見えていますが、汁の底には牛蒡のささがきたくさん沈んでいます

■二八で打ったと思われる中細麺は、新蕎麦なので少し緑色掛かっています(冷たいつけ汁でも食べて見たかった…)

■つけ汁にタップリ浸した中細麺は、蕎麦粉の良い味が楽しめました

■当店の蕎麦湯は茹で汁を使っている様で、さらさらタイプでした(蕎麦粉で作る濃いタイプが好みなんですが…)

■テーブルの調味料群は一味唐辛子と山椒でした

■「月セット」が休止中と分かり、「豚ごぼうせいろ」か「カレーせいろ」か迷いました…決め手は特になし…

■お品書きの裏側には、今日の狙いだった「月セット」に休止中の訂正が貼られていました…ショック

■ネットでこのセットメニューのお品書きを見て、これは「月セット」しか無いでしょ！と決めていたのですが…

■壁には新蕎麦と年越し蕎麦のご案内が張られていました

■私の座った4人掛けテーブルから、広い方の客席を見た所(カウンター3席、テーブル10席の全13席です)

■雪月花』の店舗は民家と併設されています。右の車庫にはスポーティーな車が見えます(駐車場は店前に５台分)

■江別市の住宅街の中、『雪月花』の大きな看板と赤い幟が良く目立ちます