苫小牧市『マルトマ食堂』

苫小牧漁港の公設地方卸売市場建物内にあるマルトマ食堂でホッキ(北寄貝)カレーを頂きました。
卸売市場の従業員や漁組関係者のために朝5時から営業していますが、午前8時を過ぎた頃から観光客や市外からの方々が並び始めて、11時を過ぎると長蛇の列となります。しかし、食べやすくて滞在時間が短いホッキカレーの注文が多いので、とても回転が宜しいんです。

店内に入るとお客さん会話やら店員さんの注文取りなどで、ガヤガヤと活気があり、それを眺めているだけでも楽しい。壁にはずらりとメニューが貼られていて、誰のかは判断できませんでしたが大量の色紙が天井まで所狭しと並んでいます。
テーブルのお品書きを確認するとホッキのメニューだけで二十種類くらい、海鮮丼やらラーメン・そば・うどんまで入れると六十種類以上ある様です。

さて注文は、当然ながらホッキカレーですが、たくさんオカズが並べられた定食屋さんの様なガラスケースから、欲張ってホッキの刺身とホッケフライを追加しました。
ホッキカレーは大きなアルマイト製の皿にごっそりと載っていて、トロリとした深い茶色いルーにはホッキがゴロゴロ。そのホッキは熱が入って一部が濃いピンクに染まっています。熱が入り過ぎると硬くなるのですが、火入れが絶妙なのでしょうね、実に柔らかくて旨味が口の中に広がります。時折、ソースを掛けたホッケフライとカレーを合わせて食べましたが、これもグッド!なお、カレーの辛味は控え目です。
一方、大振りのホッキの刺身は独特の甘みと旨味があって、これはビールか冷酒が欲しくなりました。(札幌から車で来るので、絶対に無理だよなぁ…)

なお、苫小牧市は北寄貝の水揚げ高が17年間(2001~2018)も日本一を続けています。2位以下は、別海町・三沢市(青森県)・根室市・白糠町で、その多くは北海道で収獲されています。

■アルマイト製の皿が特徴的なホッキカレーは大盛り感があります(左はホッケフライと味噌汁、右端にはホッキ刺身が見えます)

■ゴロゴロと入ったホッキは、身の先の方が濃いピンク色になっています(ホッキの量が多くて嬉しい…)

■ホッキの貝殻に載った大きめに切られた身が実に甘みがあって幾らでも食べられそうです

■定食屋さんに良くあるガラスのケースを覗くと、ホッキの刺身があったので即刻注文です(揚げ物も充実しています)

■上の棚は揚げ出し豆腐、中段は焼き魚、下段は煮物などが並んでいます

■うに丼の海鮮丼系の次からは、ホッキメニューのオンパレードです

■壁にずらりと並んだメニューも実に壮観です(この辺りは麺類と丼物ゾーン)

■所狭しと並んだ色紙は、離れているのと、そもそも字が崩れているので全く読めません…

■マルトマ食堂前では、北寄貝のキャラクター(アイスホッケーの出で立ち)が出迎えてくれます

■お店がある公設地方卸売市場の目の前は漁船がたむろする漁港です

来店履歴

2018年05月20日
苫小牧市『マルトマ食堂』

店舗情報

店名 マルトマ食堂
電話番号 0144-36-2023
住所

苫小牧市汐見町1丁目1-13 苫小牧公設地方卸売市場 1F

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営業時間

5:00~14:00

定休日

日曜日・祝日

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