食べたかった帯広大正の手打ち蕎麦店が定休日。以前は週一の休業だったが、今は週二になっていてそれにぶち当たったのだ。(SNSをしていないオジイちゃん店主なので、店に行って入口の張り紙を見ないと変化は分からないのです…)
って事で札幌へ帰宅する方向にある手打ち蕎麦店に向かっていると、あれま道端に『びばいろ』の小さな案内版が現れて思わずそちらの方へハンドルを切った。
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暫く走ると店から400mほどの手前にある大きな矢印が見えて、その先からは砂利道を走ってポツンと一軒蕎麦屋に到着。しかし、さすが繁盛店だ、車が何台も駐まっていた。
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入口で靴を脱いで入店して見ると、「満席ですので少々ここでお待ち下さい」と女将さんに告げられ、パイプ椅子で5~6分待ってから座敷席で相席となった。
大きな座卓を二つ合わせた端っこに座ってお品書きを眺めると、相変わらずページ数が多い。ペラペラめくってから一頁に戻ると、あらら良さ気なセットメニューがあって、もりそばと小海老天そば(温)のを田舎蕎麦で頼んだ。(本当は、冷たい蕎麦は細麺、温かい方は田舎が良いけど、麺は同じものになるとの事。チト残念…)
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「田舎そば」の基準って曖昧だけど、一般的には「そばの実の外皮を付けたまま挽いた粉で打った、黒っぽくて太い麺」と言うイメージだよね。当店のは玄そばから外皮を外して十割で太打ちしたのを「田舎そば」と称している様だ。なので黒くない。(本日の玄そばは十勝:鹿追産だった)
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先ずは温かい小海老天そばに手を付けた。太目の麺からそば粉の風味がしてナマラうんまいわ。キリリとした甘さ控え目のツユはチト濃い目かな?!…
小海老天を丸ごと一口で齧ってから、麺を三回手繰ったら無くなった。半そばなので仕方が無いが、チト消化不良気味だ…
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もりそばの方は見た目よりもバシッと締まった歯触りが好い感じで、中庸な濃さのツユに良く馴染んだ。この様に茹で加減が硬目なのが好みなんですよネ。(蕎麦は柔らかいと思っている人と逆の嗜好なんです)
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蕎麦の全体量がそれほど多く無いので、二種類の蕎麦があってもなかなか腹がキツくならなかったが、キャベツの漬物をパリパリやると、ちょうど良い合いの手になった。蕎麦にはこう言うちょっとした副菜が付くと嬉しいものだ。ご馳走様!
さて、この畑のど真ん中の蕎麦店に次はいつ来られるかなぁ〜。
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来店履歴
- 2023年08月06日
- 十勝 芽室町『びばいろ』(3回目の投稿)
- 2019年07月05日
- 十勝 芽室町『びばいろ』(2回目の投稿)
- 2017年03月24日
- 十勝 芽室町『蕎麦の里 びばいろ』
店舗情報
店名 | 蕎麦の里 びばいろ |
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電話番号 | 0155-62-7970 |
住所 |
河西郡芽室町北伏古南12線26 |
営業時間 |
11:30~15:00(なくなり次第終了) |
定休日 |
金曜日(祝日の場合は営業します) |
駐車場 |
いくらでも駐める事が出来ます |
公式アカウント |