札幌市東区『BONANZA：ボナンザ』

手打蕎麦の名店『春のすけ』へ行く度に店前を通る事になる、カレーの『BONANZA』がず～っと気になっていました。特に暖かくなると、駐車している間に暑くなった車内へ風を送るために窓を開けて『BONANZA』前を通ると、好い香りが漂って来て、食後なのに腹が空いた錯覚に陥ります。(カレーの匂いはオフになった食欲中枢を奮い立たせるんだなぁ…)
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当店は、スープカレーとルーカレーの両刀遣い。最近食べたカレーを思い返すとスープカレーが続いているので、ルーの「国産豚のロースカツカレー」へブロッコリーを追加して大辛で注文しました。
実は、最初は「牛スジととチキンの濃厚カレー」に食指が動いたのですが、長い間カツカレーを頂いていなかったので、こちらに軍配が上がりました。
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カレーは大きな皿で配膳され、色とりどりの盛り付けになっています。うんうん、見た目だけで「これは旨い筈だと」分かってしまいました。
ルーの煮込み時間がかなり長いのか、粘度がメチャ高い。辛さ指定は大辛ですが、マイルド感が先に来て暫くしてからピリリと言う感じなので、超辛い物好きの人には物足りないかも知れません。
カツにはルーが半分掛かっていて、それとライスを一緒にして大口でパクつくと、いやはや久々のカツカレー、やっぱり旨い。しかし本音では、サックリと揚がったカツにはチョットだけウスターソースを掛けたい派です。食堂では「ウスターソースありませんかぁ?!」と聞けますが、カレー専門店では言い出せません…
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色が綺麗な人参とキャベツのアチャールやサラダもカレーとライスに巻き込んで食べると、さっぱりした感じに味変して、これも良しです。
カスメリティがパラパラっと掛かったライスは、見掛けよりもしっかり量があって、完食した時は「ライスを大にしなくて正解だった」と胸を撫で下ろす始末。
尚、ナッツの蜂蜜漬けっぽい添え物のは、カレーでは初めてながら口直しにグッドでした。
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■ブロッコリーを追加したのが正解で、元々彩りが良い所へ緑が加わって、実に美味しそうな一皿になっています

■しかりと粘度があるルーにカスメリティがパラパラっと掛かっている感じは、大阪発祥のスパイスカレーの様です

■追加した大きなブロッコリー、もうすし欲張ってカボチャも入れたら、もっと華やかになったか?!…

■トンカツ側に掛かっているルーを掬って、ヘラで綺麗に整形されたライスの上に載せて、パクリ(ライスの全容が見えないが、結構量が多い)

■一切れのトンカツを半分にカットして、それとライスを合わせると、かなり大口を開けないと食べられませんが、このやり方が一番旨い

■手前からナッツの蜂蜜漬け、キャベツと少量の水菜のサラダ、人参のアチャール、そして紫色のキャベツのアチャールです

■「国産豚のロースカツカレー」の単体メニューで、食べ応えがあると書かれていますが、それは正しいです！

■最後まで迷った「牛スジとチキンの濃厚カレー」の魅力は、滅多に食べられない牛スジと、あいがけである事ですネ！

■お冷やはレモン入りなので、ほんのりとした香りが良さ気でした

■カウンターは5席で、その向こう側が調理場になっていて、良い香りが流れて来ます

■カウンター席の後ろ側には、二人掛けテーブル3卓と四人掛けが1卓あります

■メニューに書かれていた駐車場の案内。店前の他に月極駐車場に1台分あるとの事です

■『BONANZA』は大きなマンションの一階。最近、左隣にまぜそば屋さん(夜は立ち飲み)が出来ていました