十勝 本別町『田でん』(3回目の投稿)

十勝地方の中でも豆の生産量が多い本別町の『田でん』は、珍しくも女性店主が田舎蕎麦を打っています。
この店で頂くメニューは大体決まっていて、冬期間は温かい「ごぼう天そば」、温かい期間は「ごぼう天ざる」か「天ざる」で、時折、舞茸天を単品で追加します。さて、今回の注文は「天ざる」の大盛り。同行者はミニ天丼にごぼう天の単品で、ごぼう天はシェアーで頂く事に。

石臼挽き粉を外一で打った中太麺は、カッチリと締まっていますが、ツルツルっとして食べ易い。しかし、噛まないといけませんね、何せ田舎蕎麦ですから。
鰹出汁を感じる蕎麦ツユは、この太い田舎蕎麦にしてはチト薄目かも知れません。なので、麺はダップリと浸して頂きましょう。(十勝だけでは無く、北海道の地方の蕎麦ツユは、東京の老舗のものと比べると、かなり薄目に感じる店が多いです)

天ぷらはどれもサックリと上がっていますが、単品でも提供されている舞茸の天ぷらが、大振りで舞茸の旨さを堪能できました。
極端な意見ですが、この農業王国の十勝では「天ざる」と言えば、地元で収穫した特産の野菜・木の子だけで提供するのも良いかも知れません。冬場は根菜類だけになってしまいますが、様々な野菜を収穫しているので、拘ってくれるお店があっても良いかも知れません。

同行者のミニ天丼はご飯の量が多目で、400円ではかなりのお得感があると同行者のご意見。なお、十勝産のごぼう天はいつもの様にナマラ旨かった!

■配膳の真ん中上に見える徳利は、蕎麦ツユでは無くそば湯です(初めての時、蕎麦ツユが少なくなったので、徳利から入れようとしたら火傷しそうになった…)

■大盛りとなると結構な量が盛られています。実は、海苔が掛かっていない方が好みなんですが、「海苔抜きで」を忘れてしまった…

■見た目通りにサックリと揚がった海老と野菜たち。海老が二尾入っているので豪華に感じます(天ざるで海老一尾は寂しい)

■中太麺を蕎麦ツユに浸してから、万能ネギとワサビ少々を載せてズルズルっと啜りますが、田舎蕎麦なので噛まなければなりません!

■女性店主が打つ中太麺の田舎蕎麦。冷たいのでも、温かいメニューでも、蕎麦の風味が感じられます

■本別町産の大振りな舞茸の天ぷら。サックリ&ジューシーでナマラ旨いので、単品での注文をする事もあります

■此処のそば湯は茹で汁を使用しています。蕎麦ツユが薄目なのでそば湯で薄め過ぎない様にしましょう!

■同行者が注文したミニ天丼ですが、見た目よりもご飯の量が多い様です。でも、この単品で400円とは!(蕎麦とのセットが条件なら分かるが…)

■サクサクに揚がったごぼう天。これが実に旨いと言うか好きなんですわ。いくらでも食べられそうです!

■今回座ったカウンター席。以前は、長テーブルの対面式だったのですが、コロナ対策でテーブルを壁側に寄せた様です

■手書きのお品書き。太めの田舎蕎麦だからなのか、冷たい蕎麦よりも温かい方が品数が多い様です

■当店にはカウンター席・テーブル席・小上がり席がありますが、このご時世ですので、席の作りが変更される事もあります

■店舗は本別町の市街地にあって、味噌醸造所や豆菓子製造屋に囲まれています(駐車場は、店前に2台ほどと店裏に20台以上駐められます)

来店履歴

2023年06月01日
十勝 本別町『田でん』(12回目の投稿)
2023年04月27日
十勝 本別町『田でん』(11回目の投稿)
2022年07月01日
十勝 本別町『田でん』(10回目の投稿)
2022年04月30日
十勝 本別町『田でん』(9回目の投稿)
2021年12月16日
十勝 本別町『田でん』(8回目の投稿)
2021年10月17日
十勝 本別町『田でん』 (7回目の投稿) 
2021年09月08日
十勝 本別町『田でん』(6回目の投稿)
2021年08月11日
十勝 本別町『田でん』(5回目の投稿)

店舗情報

店名 田でん
電話番号 0156-22-0288
住所

中川郡本別町共栄18-8

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営業時間

11:00~蕎麦が無くなるまで

定休日

水曜日・第3日曜日

駐車場

店裏に広い駐車場あり(約20台)

公式アカウント
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