札幌市北区『はちまき屋』

創刊号から愛読しているビックコミック誌に掲載中の漫画『Blue Giant』が映画化されたのを観るために、半年振りに映画館へ出掛ける事になった。音が流れない漫画の演奏風景と映画の演奏がマッチするのかが、心配だった…ジャズの演奏を聴くには、先ずは腹拵えをしてからだなと『はちまき屋』で昼食です。

■お店の駐車場に到着した10時45分に、写真では見えない右側に一台車が駐まっていた。開店時間になるとアッと言う間に満車に!

■帰りの際にお店の暖簾と看板を撮った。初めて訪問した時は新築ぽかったが、今でも綺麗さが保たれているのは凄いね

■私が案内されたカウンター席から券売機側を見た所。カウンターは8席、テーブルは18席あるが、開店5分後には満席だった

ここは15年ほど前に『コクミンショクドー』が臨時休業だった時、直ぐ近くだったので利用させてもらって以来だ。
気が早ってか開店15分前に到着すると、既に駐車場には一台先客が。その後もドンドンと車が押し寄せて来て、店内はすぐに満席になっていた。(お帰りの時は待合席まで埋まっておりました)
券売機で購入したのは「醤油ラーメンチャーシュー3枚」。(白髪ネギのトッピング忘れアリ)

■当店のラーメンは味噌・醤油・塩を基本として、チャーシュー増しやネギ増しなどなどトッピングを楽しめます

■カウンター席の斜め上の壁に横長のお品書きが掲げられていた。券売機のお店で席にメニューを置かない場合は、これが良いよね

■カウンター席はキッチリと板で仕切られている。アクリル板は汚れて行くから、これの方が清潔感や見映えが良いよね

■お客様オリエンテッドな張り紙。作り手は面倒でしょうが、麺の硬さ・味の濃さ・油の量はオーダー出来る方がベターだよね

この醤油ラーメンの特徴はブラックスープだが、見た目よりも塩気は強く無い。色合いはたまり醤油と思われ、独特の風味と甘さも感じる。油が多目だがクドさもないな。(どこの醸造会社のたまり醤油を使っているのか、ググって見たが分からず終い…)
スープに紛れて良く見えていないのは、細切りメンマ、小さなサイコロ状チャーシュー、そして漆黒に同化あるいは擬態したキクラゲ。そう言えば少量の炒めモヤシと玉ねぎも隠れていて、それが札幌ラーメンの風合いとなっていた。

■ラーメンが着丼した時に「あれれれれぇ〜」と驚いた。何とここの名物である「白髪ネギ」のトッピングが載っていないのだ!

■凧糸で豚バラを丸めて煮込んだのを厚切りにしている。ホントは二枚が最適な量だが、メニューには無いので三枚付きにした

■この角度で見るとラーメンスープが漆黒である事が良く分かる。たまり醤油を使っていると見えて、塩気は強くありません

■漆黒のスープに紛れて具材が良く見えないが、右側からメンマ・サイコロ型チャーシュー・キクラゲが確認できる

硬茹ででお願いした黄色い中細縮れ麺は、ブラックスープの洗礼を受けて黒っぽくなっているが、プリプリ感があって好みだった。うんうん、これは札幌麺だな。
三枚入りにした豚バラ丸形チャーシューは身厚ながら柔らかくて美味しい。これにはライスを付けるべきだったか?!  最近は判断ミスが多いなと反省しつつ美味しく完食した。

■いつもなら麺を引っ張り上げた所へ香辛料をガバガバ掛け回すが、このラーメンはそのままの方が風味が良いと判断して掛けてません

■麺を引っ張り上げてみたら、やはり漆黒のスープに影響されて黄色の札幌麺の感じが消されてしまっている(味は札幌麺で美味い)

因みに、映画は漫画版の内容を凝縮した構成が良く、音楽担当:上原ひろみ率いるメンバーの音が感動ものだった。ジャズファンもしくはビックコミック愛読者は是非とも観るべし!

■漫画の方は第3部まで進んでいるが、映画は第一部を上手に編纂していて、次の第二部へ繋がるエンディングだった(何かの賞を取りそうだな)

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