札幌市中央区『蕎麦 ひとすじ』

instagram側にブロックされて、一週間後にやっとに元に戻っていた。アカウントステータスを確認するとinstagramのルールー違反はしていない「正常」モードだったのに、なぜだろうかネ?!  勝手なアルゴリズムで制御されるのには若干ながらイヤ気が差したな…
・
さて、この日は狸小路『サツゲキ』で映画を観終わると13時半過ぎになっていて、完璧な腹ペコ状態だった。って事で、そこから5分ほどの『蕎麦 ひとすじ』で昼食です。(当店は、以前すすきので『蔵美庭/クラビティ』の店名で営業していた)
注文は「十割せいろ大盛り」に桜えびおつまみ天ぷらと辛味大根を追加した。
・

◾️『ひとすじ』は電車通に面していて、写真の左端に電車の姿が小さく見えています。その先の大きな建物は三越百貨店です

◾️暖簾の脇に自動販売機が見えますが、これは『黒島製麺』が作った蕎麦をテスト的に販売している様です。冷凍二人前で千円！

◾️入口を入った所に四人掛けテーブルが二卓並んでいて、さらに奥へ入るとカウンター席があり、一番端っこに着席した

◾️お蕎麦は二八と十割があって、両表を楽しめる「利き蕎麦セット」が唆ったが、今回は十割の大盛りを選択した

◾️夜はお酒を楽しんでから〆に蕎麦を頂くと言う感じらしい。「岩見沢産フランス鴨の炙り」がなんとも美味しそうですなぁ〜

大きな皿に載った「十割せいろ」は中標津産のきたわせ種を使っているとのご案内。(根室方面は酪農地帯だが中標津町付近では蕎麦の栽培も有名になって来ている)
中太麺を良く観察すると、粗挽きそばらしい粒々があって見るからにザラついた食感を楽しめそうだった。うんうん、量的にも満足できそうだしね。
先ずは桜塩をパラパラっと蕎麦に落としてそのまま啜って、歯触りがしっかりしているので噛み噛みするとそば粉の風味が漂った。よしよし、好みの味だ！
その中太麺を蕎麦ツユに浸すと、蕎麦ツユにはキッチリと熟れた「かえし」の旨味があって、本格的な蕎麦屋さんのものと感じた。
・

◾️薬味的なものが、桜塩・ワサビ・長ネギ・辛味大根と四つもあって、どれも大好きなので嬉しい限りだ！

◾️桜塩を蕎麦にぱらりと振り掛けて食べて見た。塩で食べて美味しい蕎麦って、本格的なヤツだと言う証拠でしょうか?!…

◾️漆黒の蕎麦ツユ(辛汁)はシッカリと寝かして「かえし」を使っているので、江戸蕎麦的な濃さと旨みを感じました

紫色の辛味大根はツーンとした辛味があるけれど、旨味の方が勝るね。食後に胃の腑のあたりがスッキリするので、食欲が薄れる夏場とか二日酔いの時に良く注文するんです。
桜えびの天ぷらはかき揚げと言うよりもバラバラになった素揚げの感じなので、蕎麦猪口へ放り込んで麺と一緒に合わせて啜り込んだ。小海老の殻の味が香ばしいくてもう少し欲しかったな。
・
そば湯はそば粉を釜湯で割った様な感じでトロトロだ。蕎麦ツユが少なかったので「かえし」の旨味をキチンと伸ばせなかったのがチト残念だった。
お会計の際に「ススキノ『蔵美庭』で営業してましたよね?!」と店主にお聞きすると、すかさず「そうです」と嬉しそうな笑顔が返って来た。
・

◾️ニセコ産の紫色の絡み男根はタップリな量だったけでど、桜えびの天ぷらは天ぷらはアラレの様なバラバラな感じで量が少なかった

◾️蕎麦ツユに麺を投じてから辛味大根・刻みネギ・ワサビを乗せて一気に啜り込んだ。良い歯応えでスッキリした辛味が来た

◾️小えびの天ぷらがバラバラ状態だったので箸で摘みながら食べるのも面倒なので、蕎麦猪口へブチ込んでやった。それが大正解だった！

◾️持つと熱い徳利に入ったそば湯を蕎麦猪口へ流し込んだ。蕎麦ツユが残り少なかったので「かえし」旨味が薄れてしまったな…