札幌市北区『幹/みき』

今年に入ってからラーメンの新店が多いのだが、大好きな手打ち蕎麦の新店は無いのかと検索していたら、ありました、2020年9月8日にJR桑園駅近くにオープンした『幹』が。
まだオープンして間もないから、ネット上の情報が少ないので行くしかありません。

お店の駐車場へ11時10分前に到着すると、既に車が駐められていた。暖簾上げとともに入店すると、車で待っていた一番乗りのお客さんが「前回は更科だったから、今回は石臼だな」と女店員に声を掛けていた。オープンしたてで、既に常連が居るんか…(店主は『東家本店』で修行していたとか)

■JR桑園駅の北側を走る鉄工団地通を手稲方面へちょっと行くと、左側に「そば」の幟が立っている所が『幹』です

■ビルの一階にあるのですが、どうも以前は車庫か倉庫だったような気がします(ビルの右側の赤いシャッターがヒント)

■入口を入った所やお会計場所にお花がたくさん置かれていた。これはオープン間もないので、開店祝いだと確信

蕎麦の種類は、更科・田舎・石臼挽の三種類があったので、駄目元で「あいもり出来ますか?」と聞くと、店員さんが店主に聞きに行ってくれた。結果はあら残念「ノー」だった。
それではと気を取り直してお品書きを舐め回した結果、野菜天ざるを更科の大盛りで注文。
この注文が通った頃には、どんどんお客さんが入店して来て八割ほど席が埋まって行った。あれま、結構知られているんだネ…

■お品書きは冷たい・温かい・つけそばで23種類。デフォの麺は更科だが、小さな文字で田舎・道産石臼に変更可能と書かれていた

■「おそばの話」がお品書きの隅に書かれていて、ルチンの効果やカロリーが低いなど健康食である事をアピールしていた

■ビックリしたのは私が座ったカウンター席。バーなどで見掛ける背が高いカウンターチェアで、足が着かず不安定感…

白っぽい細麺の更科はセイロにたっぷりと盛られている。そうそう、蕎麦好きはこれくらいの量の大盛りを望んでいるんだよネ。これをあっさり目のツユに潜らせて手繰り込むと、更科の特徴であるプリプリ感を楽しめた。
天ざるだからか、三角に切った海苔が載っていたが、個人的には海苔は蕎麦に纏い付くし、特に大きめの海苔は変に固くなったりするので不要なんです…

■注文が通って5分ほどで一番乗りの方の配膳。その後10分待って私の番が来た。調理は二名体制だが、未だ連携が良くないのかもな…

■真四角型のセイロにはタップリと更科の細麺が載っている(滝川産のそば粉を使用していると聞きました)

■更科系なので白っぽい細麺ですが、食感はプリップリだ。しかし、終盤には麺どうしがくっつき掛かって来た…

■海苔の上に山わさびを載せて一気に啜り込むと、ピリッとした刺激が何とも良かったなぁ。もう少し量が欲しかったか?!

さて、天麩羅の方は南瓜・ピーマン・牛蒡・獅子唐・エノキ・舞茸・大葉で、結構色付きが良いタイプだ。(胡麻油主体で揚げたからか、それとも揚げ時間が長目なのかは不明…)
天麩羅の中で気に入ったのでは、サクサク食感になったエノキ。この揚げ方は真似したいね、ビールのアテにピッタリだと直感した。

茹で釜のそば湯を一杯飲んで〆ると、丁度良い満腹感だった。
勝手な妄想だが、蕎麦好きのオヤジ達がこぞって「あいもりを出さんかね?!」と店主に五月蠅く言って、それが叶った頃合いに再訪問すると言うのはどうだろうか?!

■衣が天麩羅としてはかなり茶色掛かっていて、食べるとサクサクだ。ここまで揚げなくても良かもね

■天麩羅の中で一番気に入ったのは、この濃い茶色いのエノキだった。エノキらしく無いサクッとした食感が良かった

■蕎麦ツユを釜茹で湯で割って一杯だけ頂いた。実にアッサリだが、若干ながら物足りないか…

来店履歴

2022年09月22日
札幌市北区『幹/みき』

店舗情報

店名 そば処 幹/みき
電話番号 011-788-5444
住所

札幌市中央区北12条西16丁目1-20 わたなべビル 1階

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営業時間

11:00~17:00(16:30 L.O)

定休日

月曜日(祝日の場合火曜日休み)

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