このクソ暑い日が続く中、それもバス・地下鉄・JRを乗り継いで、南小樽にある自家製粉の手打ち蕎麦『なかや』へご訪問です。掛かった移動時間は、1時間35分で、片道1,250円だ。(車の方が安くいけたが、Suicaの残高が結構あったので、それを消費する作戦だったのです)
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開店時間のちょっと前にお店1に到着して、10時半の暖簾上げを外で待っていたら、中国系(台湾の方かな?!)の男女が後ろに並んだ。ほぉ、昨年6月に開業したお店なのに外人観光客がいらっしゃるとは、きっと食べログの中国語版を見たのでしょうかね?!
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一番手で入店して、案内されたのは二人掛けテーブル席で、当店にはお一人様用のカウンター席はなかった。
この部屋の真ん中辺りに、鉄製の大きなストーブが鎮座していて、使っていない時季なのでその上に日本酒が置かれていた。(飲みたくなるので、私には目の毒)
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注文は昨晩に決めておいた「相盛りの大盛り」ですが、無理を言って薬味の辛味おろしを多目にしてもらった。
女将さんが中国人の英語に苦戦していたので、片言の英語で「二種類の蕎麦が楽しめる相盛りと、薬膳で有名なとろろの蕎麦がお薦め」だと説明。何とか通じた。
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いやはや、随分とデカい笊に二種類の蕎麦がタップリと盛られていた。
先ずは二八の中細麺から手を付ける。うんうん、喉越しが良くてスルスルと喉奥へ消えて行く。茹で加減も柔らか過ぎず硬過ぎずでちょうど良いな、これは。蕎麦の旨みが堪能できる打ち方なので、二八ばかりに箸が行ってしまいそうだった。
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もり汁(辛汁)は塩分が少なくてスッキリしているので、落語に出てくるような食べ方じゃなく、ドップリと浸す方が美味しく頂けた。(しかし、田舎そばには若干ながら物足りなさがあったな…)
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太麺の田舎そばはそれほど色黒では無いが、歯応えがあって噛んで食べる好みのタイプだ。コイツには辛味大根がバッチリ合っていた。そうか、辛味大根は別皿でもっとタップリ貰えばよかったか、三回ほど麺を手繰ったら殆ど無くなってしまったのだ…
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温かいそばのお品書き「鹿南蛮」に超旨いとのコメントがあり、とても唆られたので温かい蕎麦が恋しくなる頃に再訪する事にした。
店主は信州の名店『安曇野 翁』若月茂さんの元で修行されたとの事。若月さんは高橋邦弘名人の一番弟子という事だから、翁グループの系譜なので間違いないお店ですネ!
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来店履歴
- 2023年09月10日
- 小樽市『なかや』
店舗情報
店名 | なかや |
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電話番号 | 0134-25-2511 |
住所 |
小樽市住ノ江1丁目4-16 |
営業時間 |
[火・日・祝日] 10:30~16:00 [水・木・金・土] 10:30~19:30 |
定休日 |
月曜日 |
駐車場 |
店前の道路は駐車可で3台ほどのスペースあり(近隣にコインP有り) |
公式アカウント |