仁木町『NARITAYA』でお蕎麦を食べ終わったのが12時で、次に行く南小樽『なかや』は15時までに入る予定だが、いかんせん二食食べたのでお腹が一杯だ。なので、小樽までの道すがらにある余市鶴亀温泉で充分に汗を流した。(道内では、ほぼ各町村に温泉があるので、こう言う時には助かりますわ)
しかし、14時10分に『なかや』の店前に到着すると、入口に「おそば売り切れのため終了」の貼り紙が。ここの「鹿南蛮」を食べたかったのに!
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30秒の少考後、気を取り直して近くにある老舗『南樽砂場』へ行って見ると、15時までの営業だと言うので滑り込みセーフだった。
『砂場』の名が付く蕎麦店は東京に多いが、小樽は古くから栄えていたので、その流れの職人さんが海を渡って来たのでしょうね。(知らんけど…)
店内に入ると、外観も古めかしいが中はもっと昭和レトロの雰囲気だった。それにしても小さいテーブルが狭い店内にぎっしりだなぁ…
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お品書きを捲るとビックリ、英語バージョンが添えられているではないか!! さすが観光都市の小樽だ。
さて、注文は「冷たいとろろそば」にしたが、当店では田舎・更科から選択できると言う。外の看板に「御前蕎麦(=更科)」と書かれていたので、それに敬意を払って更科の方を注文した。
ドンブリには更科の特徴である色白とまでは行かない麺がタップリと盛られていて、とろろ・卵黄・胡瓜・刻み海苔が載っている。
中細麺を啜ると、見た目よりもず~っと腰があってプリップリで大好きな食感だ。(失礼ながら、一番粉とも言われる玄そばの芯を挽いた御前蕎麦は、もっと白い筈なんだが…)
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とろろが絡むのでひと噛みで喉奥へ滑って行く。卵黄を潰してそれが混ざるとさらに味にコクが出て、箸を動かすスピードと吸い込む勢いが上がって、アッと言う間の完食となった。
う〜ん、もう少しゆっくり楽しみたかったな…
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来店履歴
- 2023年11月27日
- 小樽市『南樽砂場 /なんたるすなば』
店舗情報
店名 | 南樽砂場 /なんたるすなば |
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電話番号 | 0134-34-1293 |
住所 |
小樽市住吉町9-10 |
営業時間 |
11:30~15:00 |
定休日 |
不定休 |
駐車場 |
無し |
公式アカウント |