仁木町『naritaya :ナリタヤ』

2021年3月創業の葡萄畑の丘の上に建つ『NARITAYA』に向かったが、ちょっと古いナビがお店へ連れて行ってくれない。そもそも住所の番地が広い農地を示している様なので、GoogleMapで店名を入れて案内してもらい、細い坂道を登って開店時間の11時半ちょうどに入店する事ができた。案内されたカウンター席は窓側に向けて座るので、坂下の葡萄畑や遠くの山々が切に望めた。う~ん、これは絶景だがカメラに光が入りそうだ
な…
さて、品数が少ないお品書きを眺めて「せいろ」と「ねぎ蕎麦」を選択した。この食事のために、朝からお水を一杯だけで凌いでいたから連食するのだ!

◾️狭い道の坂を登って行くと黒い板張りの大きな建物が現れた。ここが手打ち蕎麦『NARITAYA』だと確信した

◾️店横の砂利が敷かれた駐車場から店舗へ向かう小径。店に来るお客さんは店内から丸見えです

◾️窓側に設えられたカウンター席は4席で太陽が眩しい。「眩しかったらこちらのテーブル席でも」と言われたが、一人で四人掛けには座れないよね

◾️季節によってお品書きが変わる様で、「秋冬の蕎麦‖お品書」との断りがあり、温冷とも四種類ずつの品数だった

◾️「せいろは十割で」と注文すると十割蕎麦の提供は土日のみと言われ、若干ながら気落ちした。ちゃんと」下調べしないとなぁ…

◾️お会計場所の横の壁に貼ってあった蕎麦の産地のご案内。私が頂いたのは夕張・美瑛・せたなのブレンドでした

丸いせいろに盛られた蕎麦は角が立った中細麺で綺麗に太さが揃っている。若干ながら茶色っぽい麺にはポツポツとホシが散見された。
麺を箸でたくさん手繰って蕎麦猪口へ投じて、大根おろし・刻み葱・山葵をちょこんと載せてからズルズルっと啜り込む。おお、若干ながらザラ付き感があって独特の風味を感じた。
お品書きに「細切り二八田舎蕎麦」と記されていた様に、細いながらに田舎蕎麦の風味を感じて、コイツはうめぇや!
辛汁(つけ汁)は、かえしにキッチリ出汁が溶け入って麺と相性がバッチリ合っていた事で、秒殺してやった。
鉄瓶に入った別誂えのそば湯を楽しんで、「ねぎ蕎麦」を待った。

◾️2021年3月にオープンしたお店なのでカウンターもお膳も器も綺麗だ。ここの丸いせいろは他ではあまり見ない形だった

◾️麺を良く見ると黒いポツポツ(ホシ)がたくさん見えている。麺の色は若干ながら黒っぽい感じなので「田舎蕎麦」と言ってるにかな?!

◾️危惧していた様にカメラのアングルによって太陽の光を拾って霞んだ感じに写ってしまっている。美味しい麺を綺麗に撮りたかったな…

◾️小振りの鉄瓶に入った別誂えの白濁したそば湯をつけ汁に注いで割った。う〜ん、美味いねぇ、かえしが良いんだろうに!

一方、濛々と湯気を噴出して登場した「ねぎ蕎麦」は、ドンブリ一面に長葱が積み重なっている。クタクタに煮込んであるので甘みが充分に載っていて、この量ですと軟白葱一本分はあると思われます。
温かい蕎麦の麺からはそば粉本来の旨味を感じる事が多いが、この中細麺はそれを充分に再認識させてくれた。
しかし「ねぎ蕎麦」の立役者は長葱で、コイツを褒めてやるべきでしょうネ。
クソ熱い食べ物はお手のものなのでフーフー&ガツガツやって、こっちは分殺だ。

お店の周りや店舗内の雰囲気が良いし、お蕎麦も美味しいので、また来年も訪問する事にしました。

◾️真っ白いドンブリに緑色と白の軟白ネギが大量に浮いている。これを見た途端、長ネギ好きは涎が湧いて来たのである

◾️大量の長ネギを掻き分けて麺を引っ張り出した。そしていつもの様に一味唐辛子をサラサラっと控え目に振り入れた

◾️麺を手繰ると濛々と湯気が噴出して、このまま啜ると火傷の危険があると知らせてくれている。しかし、熱い物好きは思いっ切り啜り込んだ

◾️軟白ネギだけを食べると甘みが載っていて、長ネギ好きは相好を崩した。これなら二本分入っていてもOKだな!

◾️美味しい蕎麦ツユを蕎麦猪口へ入れてそば湯で割った。これまた美味しかったが、二杯目なのでお腹がキツくなって来ていた…

 

来店履歴

2023年11月26日
仁木町『naritaya :ナリタヤ』

店舗情報

店名 naritaya :ナリタヤ
電話番号 0135-32-3877
住所

余市郡仁木町旭台257

Googleマップで開く
営業時間

11:30~14:30 (L.O 14:00) 蕎麦がなくなり次第終了

定休日

火曜日、水曜日(冬季間長いお休みがあるのでSNSを参考に)

駐車場

店前に広い駐車場があります

公式アカウント
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