十勝 帯広市『桜風庵/おうふうあん』(2回目の投稿)

十勝帰省の移動中に、畑の中の一軒家『桜楓庵』へ二年振りの訪問。
帯広市とは言え、此処ら辺りは十勝平野の真っ只中で、広大な田園風景が続く中にあるんです。
当店は人気がある様で、開店時間の前からお客さんが店内に入って居た。開店時間以降は続々と来客があり、その中には予約の方もおりました。(夫婦二人だけで切り盛りしているので、混んでくると「時間が掛かりますが、よろしいですか?」とお客さんに確認している声が聞こえた)

■11時開店のチョット前にお店の前の駐車場に到着したが、先客は既にお店の中へ消えていた

■お店は二階にあり、左の円形っぽい所の窓に、木製のテーブルらしきが確認できる

■左側の古ぼけた木に「営業」と書かれているが、ペンキが薄くなって見え難い。ここの奥にお店の入口がある

今回は「ごぼうかきあげそば」の大盛り。店主にぶっかけじゃなくて別盛りになりませんかと言うつもりが、忙しそうに立ち回っているので要望は断念。
皆さんの注文の声を聞いていると、前回頂いた「蕎麦セット」で、これはもり蕎麦・天ぷら・オニギリ・小鉢が付く充実したのが第一位でした。

■二年前に初訪問した時よりも百円ほど値上がりしていた。(消費税率10%の影響) 品数は夫婦二人での営業に丁度良いのでは…

■窓側の一人用のテーブル席からは、庭の木々越しに十勝の広い田園風景が望めた(写真では分かり難いか…)

大きな皿の上は半分以上がごぼう天が占めていて、脇にズッキーニ・ピーマン・カボチャ・ツルナ(?)の天ぷら、そして長ネギが載っている。おかずとして、大根と人参の「紅白膾」も添えられていた。(誠に申し訳ないのだが、膾は苦手…)
メインのごぼう天はかなり薄く切ったものをかき揚げにしていて、見た目通りにサクサクパリパリ。これはこれで美味しいが、本音としては牛蒡のシットリさが残っている揚げ方の方が好みです。
天ぷらが具材の時は、やっぱりぶっかけ式よりも別盛りの方がそれぞれの美味しさを純粋に味わえるよネ。

■ドンブリの半分以上をごぼう天が占領している。その他の野菜天も蕎麦を覆っているので、麺が見えない

■右から刻み長ネギとズッキーニ・ピーマン・カボチャ・ツルナの天ぷら達。きっと自家栽培の物でしょう

■おかずと言うか箸休めの「紅白膾」。お正月の定番料理で食べられない事は無いが、余り好んでは食べない…

■かなり薄っぺらに削いだ牛蒡なので、食感がサクサクパリパリ。う〜ん、牛蒡の風味がそれ程しないわ…

ぶっ掛けツユをドボドボ掛け回してから麺を引っ張り出すと、平打ち系の黒っぽい田舎蕎麦が出現。ツユが薄目なので、底に溜まったツユと良く混ぜ混ぜしてからガッつく。
ハッキリ言って、十勝らしい田舎蕎麦です。ボツボツっと切れたりするけれど、そば粉の風味が良く分かった。
蕎麦を完食した時はかなりの腹パン状態に至って、そば湯は一杯だけ飲んでお会計です。

ここはの大盛りは量が多いので、昼食を摂ってから長距離運転する方は、普通盛りを推奨します。また、夫婦二人で営業しているので、混み合った時はかなり待つ事になるので、時間の余裕も考慮して下さい。

■ごぼう天をチョットずらして見ると、少し色黒な太麺が顔を出した。まぁ、一般的に言う田舎蕎麦です

■若干ながら平打ちっぽく感じる麺は、見た目よりも柔らかく、ツユを吸い過ぎるとブツブツ切れるので扱いにご注意を

■茹で汁を使ったそば湯は二杯頂く事が多いが、今回は麺の量が多かったので一杯だけ。お腹パンパンで、もう飲めない…

来店履歴

2021年10月13日
十勝 帯広市『桜風庵/おうふうあん』(2回目の投稿)
2018年06月08日
十勝 帯広市『桜風庵/おうふうあん』

店舗情報

店名 桜風庵たなか
電話番号 0155-64-5095
住所

帯広市桜木町東5線114

Googleマップで開く
営業時間

[平日]11:30~15:00 [土日祭日]11:30~17時頃まで

定休日

木曜日(予約にて営業可)

駐車場

店前に10台ほど

公式アカウント
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