十勝 芽室町『さくら亭』

十勝へ帰省するといつも豚丼を頂くけれど、同行の息子から「腹が減ったので、何処の豚丼でも良いから早く食べたい」との強い要求が出て、帯広市で頂く予定が芽室町『さくら亭』に変更された。この息子からは「十勝では初日に絶対豚丼を食べる」と出発前に言われていて、今までで美味しかった帯広の2店の内、混んでいない方に入る手筈だったのだが。
芽室町『さくら亭』は、十勝で美味しくて人気のあるお店をリストアップしていた中の一軒で、13時15分に入店すると先客が三組居た。

■『さくら亭』は中央公民館の直ぐ横で、写真の右側に見えるレンガ色の建物がそうです

■店の前は広い駐車場になっている。キッチリ駐めれば10台くらいは駐車できるのでは

■入口脇にテイクアウトのメニューが掛けられていた。あれれ、店内のお品書きに見えなかったスープカレーがあるなぁ

ネット上で見ていた通り、天丼と天ぷら定食が売りらしく、お品書きの先頭からズラリと並んでいて、豚丼は並盛・肉盛・特盛の三種類があった。
お口が卑しい人間なので、たくさん肉が入る特盛に目を付けたが、肉が9枚も入るのでこのお年では持て余してしまいそうなため、肉7枚の肉盛に決定した。
配膳を待つ間、女将さんが配膳しているのを盗み見したり後客の注文を盗み聞きすると、天ぷら7対豚丼3の割合だった。

■案内されたのは一番奥のテーブル席で、棚には手作りらしい置き時計や陶器が飾られていた(その量から言って売物かも…)

■座った席から入口側を見ると、向こう側の壁の所にもテーブル席ある様だ。なお、左側にあったカウンターは3席だった

■ランチタイムのメニュー。天ぷらが七種類あって、その内「海鮮かき揚げ天丼 2枚」と言うのが気になる。食べ切れんだろうなぁ

■こちら側はチョットお値段が張る定食スタイル。「さくら膳」には天ぷらの他、刺し身と茶碗蒸しが付いている

お品書きに買いてあった様に、当店は網焼式でお肉は十勝ブランド豚「かみこみ豚」のロースを使用している。(この品種は、十勝の有名な豚丼屋さんで良く使われている)
さて、真っ黒なタレを纏った豚丼が登場し、味噌汁と漬物が添えられていた。豚丼の有名店などでは味噌汁が別料金の場合があるが、味噌汁くらいは「込み」にして欲しいものだ。

ロース肉を見ると、照明に反射してピカピカして、実に美味そうだ。
赤身に脂が差し込んでいると言う「かみこみ豚」柔らかで、何と言っても肉が焦げた箇所が香ばしくて何とも旨い。

■豚丼の肉盛はお肉が七枚だが、上から見るとたくさん入っているような感じはしない

■ロース肉を二分に切って焼いたのがご飯の上で重なっているので、肉のボリュームが分かり難いが、結構な量が入っている

■さすが和食店の味噌汁だけあって出汁が効いてとても美味しい。いつも味噌汁を作る人間として、勉強になったな

■私の豚丼の奥の方にもドンブリが並んでいる。食事中も良く喋る同行者の口数が減ったのは、美味しさに夢中だったからだと推測できる

肉一片を一口でパク付きご飯を搔き込む。その肉は十勝の豚丼専門店と比較して、同じ様な大きさと厚さで「標準タイプ」でしょうかネ。
タレが濃い目に見えるが、見た目よりも塩気は少なく、程よい甘さが特徴だ。ご飯にもタレが滲みているのでガンガンご飯進みますわ。
同行者一同、脇目を振らずに掻き込んでは、「あ~、なんまらうめぇ~(とても美味しゅう御座いますの意)」と満足気だった。

■この肉一片を頬張ってご飯をガツガツ放り込む。肉が三枚しかなくてもドンブリご飯をやつけられた様な気がする

■肉が三枚残っているがご飯は残り僅か。ここに二口分のご飯を入れて欲しかったなぁ〜

来店履歴

2022年08月14日
十勝 芽室町『さくら亭』

店舗情報

店名 十勝芽室 さくら亭
電話番号 0155-67-7221
住所

河西郡芽室町東4条2丁目14-4

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営業時間

11:30~14:30(L.O.) 17:30~21:00

定休日

毎週木曜日、第4金曜日

駐車場

店前に広い駐車場があります

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